そして今日、晴天の下で第1戦が行われた。
私は、ライブタイミングで観戦。
結果は、岩佐が9位、Jujuが17位、プルシェールが18位だった。
ライブタイミングから抜き出した各タイムは下記のとおり。
[ベストタイム]
岩佐 1’39.589
大湯 1’40.043
可夢偉 1’40.353
プルシェール 1’40.445
Juju 1’40.895(対プルシェール +0.450秒)
[ベストセクタータイム]
岩佐
(S1) 26.936 (S2) 16.267 (S3) 37.099 (S4) 19.066
大湯
(S1) 27.095 (S2) 16.414 (S3) 37.309 (S4) 19.090
可夢偉
(S1) 27.208 (S2) 16.398 (S3) 37.118 (S4) 19.211
プルシェール
(S1) 27.124 (S2) 16.343 (S3) 37.214 (S4) 19.097
Juju
(S1) 27.362 (S2) 16.513 (S3) 37.541 (S4) 19.334
プルシェールとの比較
(S1) +0.138秒 (S2) +0.170秒 (S3) +0.327秒 (S4) +0.237秒
どうだろう。
Jujuのベストタイムは、F2チャンピオンのプルシェールと比べて0.450秒遅いだけで周回おくれにならなかった。
これは、たいしたものだと思う。
Jujuは、レース時間が20分程度のレースしか経験がないにもかかわらず、SUPER FORMULAで1時間のレースを戦った。
Jujuの予選タイムは、1’40.699だった。
予選とレース中のベストタイムが同じってことは、彼女は予選でタイヤを使い切っていない…ってことになるし、自分好みのセッティングも試していない(まだわかっていない)と思う。
もし、タイヤとマシンを信じることができるようになれば、予選タイムは格段に上がるはず。
次回のレースは、九州のオートポリス。
岩佐もプルシェールも、次回は上位争いに絡んでくるはずなので、Jujuがいつ覚醒するかも含めてレースを楽しみたい。
そして、チャンピオン予想は野尻智紀。
次は、インディ。
佐藤琢磨は、インディ500のみの参戦。
チームは、古巣の ”Rahal Letterman Lanigan Racing“。
昨年は惜しくも "3度目" を逃してしまったけれど、今年こそ運を掴み取って欲しい。
最近はレースを見ていないので、誰がチャンピオンになりそうなのか全くわからない。
そして最後は、自分のこと。
8年前、こんな話をしていた。
⇨1年計画
これは、とある耐久レースに参加して優勝してやろう!!という、大人になれきれない大人 "見かけはオジサン中身はお子ちゃま" の計画(?)だった。
しかしその翌年、我々のレースカーが富士で全損。
お子ちゃま計画は、白紙になっていた。
6年の時が流れ、我々のレースカーが復活。シェイクダウンを兼ねたお試しレースでお披露目された。
⇨シェイクダウン
そして2024年、このマシンを私がドライブすることになった。
お子ちゃま計画から8才も年を取った私は、"見かけは益々オジサン中身はそのままお子ちゃま" になっている。
8時間耐久レースなので、ドライバーは私を含めて5人。
「みんなの足を引っ張らないでしょうか?」
という私に対して、ガレージの所長の返事は…
「ぜんぜん大丈夫だよ〜」
私、今からワクワクしています。
自転車NAVITIMEを「坂道が少ないルート」に設定して、サイクリング開始…と走り始めたら、なんか忘れ物をしているような気がする。
はい「輪行バッグ」を忘れました。
振り出しに戻って、やり直し。
今日の天気は終日曇り予報だったのに、御宿海岸に出ると青空が広がっている。
寒くなく暑くもなく、サイクリングには絶好の陽気。
先ほどの場所から6分しか走っていないのに、景色がガラッと変わった。
千葉外房の海岸線は、小さな自転車でも走りやすい。
ちなみに、同じ海岸線の道でも、神奈川県の134号線は走りづらい。
勝浦は、夏は涼しく冬は暖かいということで、別荘を持っている人や移住してくる人が多いらしい。
⇨勝浦を知る(外部サイト)
路地裏の家の前で、地元のおばさんが数人立ち話をしていたので話かけてみた。
「こんにちは。この辺りって、夏は涼しくて冬は暖かいんですか?」
「そおよ〜いいとこだから越してらっしゃいよ。どこから来たの?」
「横浜からです」
「あら、遠いわよねぇ自転車で走って来た?」
「いえいえ、車で来ました(^^;」
「そおよねぇ」
勝浦駅近くを走っていたら、なにやら道端に露店や出店が沢山並んでいる路地に出くわした。
勝浦朝市らしい。
⇨勝浦朝市(外部サイト)
ふむ…千葉勝浦は、いい街かもしれない。
千葉県の海はどこも綺麗。
そして、どこもサーファーだらけ。
国道をササ〜っと走っていくのはつまらないので、できるだけ海岸線に沿った道へ寄り道する。
眼下に見えるのは、大沢漁港。
この脇道を選択したオートバイの人も止まって写真を撮っている。
「オートバイと一緒の写真を撮りましょうか?」と声をかけてみたけど、どうやら恥ずかしがり屋の人らしい。
いい道が続く。
正面に小さく見えるのは、雀島。
そして、この辺りは「おせんころがし」と言うらしい。
変な名前だなぁ…と思って調べてみたら、悲しい言い伝えがあるようだ。
⇨お仙ころがし(外部サイト)
途中にあった「とんねるすいぞくかん」という歩行者用トンネル。
壁には気合いの入った絵が描いてあるけど、このトンネルを利用する人はほとんどいないかもしれない。
「明神の鯛」の石碑の脇で、海を眺めるカップル。
その後、鴨川坦々麺を食べて、安房鴨川駅にゴール。
ちなみに、鴨川食堂の鴨川坦々麺は、私的にはイマイチだった。
なぜ鴨川で坦々麺が有名なのかはわからないけど、他の店の "鴨川坦々麺" はどうなんだろ?
電車で御宿まで戻り、部屋飲み用の地酒とワインを仕入れて今宵の民宿へ。
温泉は黒いお湯で、稲村ヶ崎温泉の感じに似ている。
夕飯は部屋食。
宿のお酒をあれこれ頼んでいたら、買ってきた地酒まで飲み干せなかった。
メインは地魚の舟盛りだったけど、全ての料理が一度に並べられるスタイル。
食事については、何度も通った南房総富浦の民宿の勝ちかな。
2017年
加計学園問題⇨ウヤムヤ
2018年
公文書改竄⇨不起訴
2019年
桜を見る会問題⇨ウヤムヤ
2020年
検察庁法改正案問題⇨ウヤムヤ
2020年
コロナの持続化給付金事業で電通が中抜き⇨ウヤムヤ
2021年
菅首相長男に接待された総務省職員が公務員倫理法違反⇨ウヤムヤ(総務省職員は処分)
2021年
河井前法務大臣・案里夫妻が公職選挙法違反⇨有罪
2022年
五輪汚職⇨ウヤムヤ(一部民間企業の役員が逮捕)
2023年〜継続中
統一教会問題⇨ウヤムヤ
2023年〜継続中
裏金と脱税⇨ウヤムヤ
ず〜と
パーティ券裏金問題⇨不起訴&ウヤムヤ(一部の秘書は有罪)
⇨億単位の裏金がバレても「政治資金」で届けたらOK(外部サイト)
これだけ "ウヤムヤ" ばかりだと、誰もが「検察しっかり仕事しろや!!」って思うだろう。
ハッキリ言って、自民党の人達は、全く使い物にならないどころか犯罪者集団。
そんな中、最近 3つの市長選挙が行われた。
その結果がコチラ。
1月21日 八王子市長選挙
自民・公明推薦の初宿和夫(しやけかずお)氏が初当選
投票率 38.66%
⇨東京・八王子市長選 自民・公明推薦の初宿氏が初当選(外部サイト)
2月4日 京都市長選挙
自民・公明・立憲民主・国民民主推薦の松井孝治氏が初当選
投票率 41.67%
⇨京都市長選挙 自民 立民など4党推薦の松井孝治氏が初当選(外部サイト)
2月4日 前橋市長選挙
野党が支援した小川晶氏が初当選
投票率 43.16%
⇨前橋市長選挙 野党側新人の小川晶氏が初当選 与党推す現職破る(外部サイト)
まず、どの選挙でも投票率が低い。
これだけ政権与党の犯罪が公の元に晒され、給料が上がらないのに税金だけが上がり、国民の6人に1人が相対的貧困の状態で生活が苦しいのに、選挙に行く人が5割にも満たない。
もっともっと多くの人が声をあげなければならないのに、国民は無関心のままでいる。
昔は、「テレビで政治の話を取り上げないから政治に無関心の人が多い。」と言われていたけど、そもそも若い人はあまりテレビを見ないという。
ネットでは、国会の様子も見られるし、多くの人が政治の腐敗について情報を発信してくれているので、若い人も目にする事が多いはず。
投票に行った人の年齢層がどうなっているのかわからないけど、今でも若い人達は政治に無関心なんだろうか?
「誰に投票しても同じ。」などと言う若い人の知ったかぶった話もよく耳にするけど、たぶん誰が立候補しているかも知らないはずだ。
それにしても、八王子市長選挙と京都市長選挙は、意外だった。
どの選挙でも投票率が低かったので、自民党に有利に働いたこともあるが、この状況で、自民党が推薦する候補者に投票する人がいることが信じられない。
そんな中 "逆転満塁場外ホームラン"をかっ飛ばしたのが、前橋市長選に立候補した小川晶さんである。
自民党がガッチリ基盤を固める自民王国で、野党が支援した小川晶さんが当選した。
前橋市民は良識で正しい判断をしたと思う。
よく「その人の掲げる政策や公約を比較して…」という人がいる。
しかし、自民・公明推薦の候補者が掲げる耳障りのいい政策や公約は全てウソっぱちなので、読んでも無駄。
私は、選挙で投票する人を選ぶ場合は、政治家として"ふさわしくない人" をまず除外する。
消去法である。
なので、真っ先に除外するのは、自民・公明・維新・国民民主が推薦する候補者。
次に冷やかし候補者を除外。
次に顔とキャッチフレーズを見る。
もし自分が京都市民だったら、「便所は素手で掃除しろ!」などいう松井孝治には絶対に投票しない。
福山和人さん一択だったはずだ。
ここで一つ問題が見える。
京都市長選挙では、なぜ立憲民主党は松井孝治を推薦したんだろうか?
そもそも私は、なぜ立憲民主党の党首を泉健太がやっているのか、全く理解できない。
立憲民主党の中にも派閥があり選ばれているとは思うけど、国民にとっては迷惑でしかない。
泉健太や福山哲郎は、さっさと自民党か国民民主党にでも移ってほしい。
最近の3つの選挙では「2:1」でガッカリが勝ってしまったけど、これから行われる選挙にも注目したい。
前橋市に続け!!である。
⇨2024年の注目選挙(外部サイト)
いつもの駐車場に車を停めると、たっぷりと雪を被った富士山が目の前にあった。
金曜日に休んだ甲斐あり。
カヤックを組み立てていると、ユキちゃんから連絡が入った。
今日は寒いので日課である早朝の散歩をやめ、しっかり陽が登った今、森を歩いているらしい。
こっちは外遊びしていると思われたらしい…図星である。
後で合流してランチすることになった。
10時半、出艇。
新しいスプレースカートがなかなかコーミングにひっかからない。
富士山ど〜ん。
今日は初漕ぎなので、いつもの年と同じように、まずは名島に向かう。
鳥居から森戸神社の方向にカヤックのバウを向け、先ずは手を合わせる。
いつもなら、島の北側を通って森戸神社に向かうが、今日は島の南側を行くことにした。
岩礁の間に入ると、思ったよりも波が入って来ている。
いつもなら、波の入る場所では慎重に通過するのに、なぜかこの時は波を受けつつボンヤリとしていた。
そして、少し大きめの波が入ってきたこともボンヤリ見ていた。
その波が真横でブレークし、カヤックを巻き込んだ。
あっという間の出来事である。
気がついた時、目の前は海の中でスプレースカートははずれていた。
沈脱…
いつもと同じ一日になるはずだった日常が、突然非日常に変わった。
それにしても場所が悪い。
名島の岩礁の間は隠れ岩が多く、うかうかしているとカヤックが岩礁に流されて壊れるかもしれない。
ひっくり返ったカヤックを起こしたものの、パドルフロートをセットしている時間はない。
馬乗りで乗り込もうとするも、水の入ったカヤックとひっきりなしにやってくる波でうまくいかない。
諦めて、名島に上陸することにした。
先ずは、カヤックを押して足が届く岩を探した。
しかし、せっかく足を置ける岩があったものの、引き波で体を持っていかれ、なかなか立てない。
3度目にして、やっと立つことができた。
目の前には、名島がある。
なんとか名島に上陸。
次は、カヤックを引き上げたいが、水が入っているので持ち上げることはできない。
カヤックが流されないように注意しながら、ポンプでコクピットの水を排水し、カヤックを引き上げた。
ここで一息。
それにしても、この辺りの岩場は、カメノテだらけである。
まぁフジツボ密集よりはマシかもしれないけど、カヤックを置く場所に気を使うし、底の薄いNRSのシューズで踏んづけたりしないように気をつけなければならない。
ちなみに、今日のウェアリングは、下が裏起毛付インナータイツの上にKokatatのソックス付きパドリングパンツ、上がReedのTranspireフリースの上に、Patagoniaのskanorakジャケット。
真冬の海の中でも、水の冷たさはあまり感じなかったし、びしょ濡れで上陸しても、寒さは感じなかった。
帽子やサングラスの紛失はなし。
カヤックの損傷は…パッと見わからない。
シーソックを外し、カヤック内に浸水した水も排水したけど、完全には排水できていないようで、カヤックが重い。
カヤックを引きづらないよう注意しながら、滑る岩場でカヤックを移動。
岩場の裏にあった細い水路の上にカヤックを浮かべた。
カヤックに乗り込み、水路を抜けて島の南側に出た。
さて、どうしましょ?!
ケチがついたまま、森戸神社にお参りするべきかどうか迷う。
それとも、ケチをお祓いするために今日こそお参りするべきだろうか…。
と考えていたら、財布を持ってこなかったことに気がついた。
万事休す。
このまま北浜に戻ることにする。
北浜に到着しカヤックを運ぶ際、バウのエンドキャップが割れていることを発見。
たぶん、岩場でカヤックを裏返して排水する時に割れてしまったような気がする。
ユキちゃんと合流。
ランチは、考えていたレストランの駐車場が満車だったので、葉山マリーナの青羅にした。
窓の外には葉山の海が広がり、さっきまで海の中で格闘していた名島も見える。
食後は、葉山公園に寄り道。
今日は、いつもと同じ一日になるはずだった。
それが、とんだハプニングで海に投げ出されたかと思えば、思わぬ展開でユキちゃんとランチを食べ、今は海を眺めながらコーヒーを飲んでいる。
人生何が起こるかわからないものだ…。
リスの鳴き声は初めて聴いた。
帰ってからリスについて調べてみたところ、このリスはタイワンリスらしい。
一見、ニホンリスと同じように見えるけど、ニホンリスはお腹が白くタイワンリスより小さい。
声を出す時に尻尾を振っているのは威嚇行動。
この場所を通りかかる私を見て威嚇していたのかな?!
ちなみに、タイワンリスは特定外来生物に指定されているらしく駆除の対象。
見てる分にはかわいいのでちょっとかわいそう。
(あとがき)
翌日も遭遇。
今度は威嚇されなかった。
名前は「リッキー」にした。
通勤途中には、こんな友達がいる。
⇨メグちゃんの恩返し
まぁ、向こうは私のことを友達なんてこれっぽちも思っていないだろうけど、それは人間の友達でも同じ。
私が勝手に友達と思っているだけの人は、たくさんいる。
先日、3年間見向きもされなかった方に触ることができた。
念のため誤解ないように言うと、それは通勤途中で会う友達のこと。(^^;
これは、2021年4月18日に撮った写真。
黒白の猫が「くろべえ」で、一緒にいることが多いのが「ちゃぶろう」である。
くろべえは、会う時はだいたいぐ〜たらしているので、(嫌そうなそぶりをしながらも)触らせてくれる。
ちゃぶろうは、それを遠巻きに見ながら離れていく…というのがいつものパターン。
ところが!!
先日、くろべえを触っていると、何を思ったかちゃぶろうが寄ってきた。
えっひょっとして触らせてくれるの?…と思い手を伸ばすと、ちゃぶろうに触れた!!😍
この日は、一日中いい気分。
会えなくなった友達もいれば、リッキーやちゃぶろうのように新しい友達ができることもある。
三崎口駅から国道134号線に出て下を見ると、線路の続きが見える。
これは三崎口駅が終点ではなく、油壺まで線路を引っ張る計画だった時の名残り。
⇨三崎
ここは、ドラマ「パーフェクトワールド」第2話で、川奈つぐみが鮎川樹を連れて行った体育館。
ドラマでは、二人が玄関に向かうこの通路で、スマホを見ながら歩いてきた若者とぶつかりそうになった。
このドラマのロケ地は他にも行ったことがある。
⇨想像の翼
最初の目的地は長井。
Google先生に道案内を頼んだら、こんなルートを案内してくれた。
長井に到着。
長井に来たのは、2013年1月以来になる。
⇨初漕ぎ予行練習 〜三戸浜から長井〜
2013年4月頃にあった漁船とシーカヤックの衝突事故以来、長井の漁師さん達からはシーカヤックが嫌われている印象がある。
⇨僕たちにできること 〜海での安全を考える〜
昔伊豆のガイドさんがこんなことを話していた。
「僕たちはあえて微妙な場所は使わないようにしています。」
実際のところどうなのかイマイチわからないけど、私も "微妙な場所" は使わないようにしている。
小田和湾。
この湾はカヤック航行ができないと思っていたけど、オーシャンアンドスカイさんのツアーでは使っているみたい。
なかなかの透明度。
ここからは、延々と陸上自衛隊高等工科学校と武山駐屯地の脇を歩く。
スタート10キロ地点にあったそば屋で、あまり美味しくないカツ丼セットを食べ、国道134号線を真っ直ぐ進む。
この頃から、なぜか足が痛くなってきた。
ほんとは、佐島の方に向かい海沿いを歩きたかったけど、ものすごく遠回りになるのでパス。
そのルートは、次の機会に歩いてみることにする。
立石。
ここは、これくらい波が打ちつけている方が景観的にいい。
コロナ禍の2020年から閉鎖されていた久留和の駐車場は、いつの間にかコインパーキングになっていた。
7/1〜8/31以外は、土日でも1,000円(ただし9時から)。
24時間停めても1,300円なので、まあまあ安い(ただし最長48時間)。
関根海岸。
真名瀬海岸の目の前にあるコインパーキング。
ロケーションはいいけど、残念ながらフォールディングカヤックを組み立てる場所は無い。
この後、小浜海岸で最後の調査を完了し、痛い足をかばいながら逗子まで歩いた。
逗子到着後は、ビールを一杯やって帰ろうを思っていたものの、足が痛くて立ち飲みは無理。
打ち上げなしは心残りだけど、そのまま電車に乗って帰ることにした。
歩いての調査は、いろいろ発見があって有意義だった。
この場所は、2023年5月の能登遠征で訪れた場所。
3日目の朝、能登町の五色ヶ浜に車をデポしに行き、自転車で珠洲市へ戻る途中この集落の中を走り抜けた。
その時は、どこにでもある集落だと思っていたけど、海から見えた家並みがとても美しかったことが記憶に新しい。
⇨無理やりワンウェイ 奥能登3日目〜珠洲から五色ヶ浜〜
カヤックで、この場所にさしかかった際、たまたま動画を撮っていたのでYoutubeにアップした。
離れているので、よくわからないと思うけど、大きなビルや建物がいっさいない穏やかな雰囲気の集落だった。
そして、2023年5月の地震に引き続き見附島が崩れた。
地震前に私が見た見附島とは、まるで別の島のようだ。
⇨地震の揺れで崩落が拡大した見附島(外部サイト)
⇨海岸から見えない南東側が崩れ落ちた見附島(2024.1.22更新)
その後、こんなニュースを目にした。
⇨珠洲市長「市内の9割が全壊か、ほぼ全壊」(外部サイト)
悲しい…街の人達は無事なんだろうか?
2024年1月4日
震源地が、はっきりわかった。
津波が発生したので、てっきり海かと思っていたら、2023年5月5日の大地震の震源地と同じ辺りの内陸だった。
それでも、珠洲市や能登町を津波が襲った。
2023年5月5日の地震は、マグニチュード6.5。
そして、今回の地震はマグニチュード7.6なので、その差は「1.1」。
マグニチュードが「1」アップすると、地震のエネルギーは32倍になる。
2023年5月5日の地震の際、私は「震源地が内陸だったので津波は来ないと思った」と、当時のブログに書いていたけど、それは間違いだった。
地震の規模やメカニズムによっては、震源地が海でなくても津波は来る。
今回の巨大地震について、専門家は「想定を超えたものだった」と話している。
こんなコメントは聞き飽きた。
日本にある「地震予知連絡会」「地震調査研究推進本部」「地震防災対策強化地域判定会」は、何か役立つ成果をあげているんだろうか?
⇨予兆と余震
(あとがき:2023.1.10)
石川県の「企業立地ガイド」では、こんなページを公開して、企業を誘致していた。
データで見る石川のポイントの「立地環境」のところには、こんな記載がある。
「2021年から30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布から、石川県の地震リスクは小さいと言えます。」
⇨データで見る石川のポイント(外部サイト)
これは、国の「地震調査研究推進本部 地震調査委員会」が公開したデータを元にしているので、石川県が悪いわけではない。
⇨全国地震動予測地図(外部PDF)
今回、このエリアで国が予想していない地震が起こったことで、国のデータは当てにならないことが証明された。
⇨確率論的地震動予測地図 中部地方(外部PDF)
⇨震源断層を特定した地震動予測地図 中部地域2(外部PDF)
もし、このデータや断層のデータを元に原発の設置場所を決めているとすれば、それは何の意味もない。
一刻も早く、日本の原発は全て停止・廃炉すべきだと思う。
そして、北陸電力の志賀原子力発電所は、震度7を記録した志賀町にある。
この原発の被害について、政府は当初「異常がない」と言っていた。
しかし、その後の北陸電力の説明では、1号機と2号機の変圧器の配管が壊れ、約7100リットルの油が漏れ出た事がわかった。
「この影響で、外部から受電する系統の一部が使えなくなり、別の系統に切り替えて電源を確保した。」と言う恐ろしい障害にも関わらず、サラッと説明している。
⇨震度7の志賀原発で変圧器の配管損傷、油漏れ(外部サイト)
より詳しい情報はコチラ
⇨志賀原発 外部電源一部使えず 安全上重要な機器の電源は確保(外部サイト)
(あとがき:2023.1.5)
変圧器の配管が壊れたことで漏れた油は、当初発表の5倍以上の2万リットルであることがわかった。
また、原発周辺にある15カ所のモニタリングポストで放射線量の測定ができなくなっていることも判明。
⇨志賀原発の周辺15カ所で放射線量を測定不能(外部サイト)
"異常がない" どころか異常だらけである。
幸いにも、この原発は、稼働を停止していたからよかったものの、2023年3月時点では再稼働に向けて不可解な判断が下されていた。
⇨2023年3月 「志賀原発敷地内に活断層はない」規制委が北陸電力の主張を了承(外部サイト)
⇨2023年11月 経団連・十倉会長 志賀原発視察「早期の再稼働を期待したい」(外部サイト)
⇨2023年12月 志賀町贈収賄事件 小泉前町長 3回目の起訴(外部サイト)
2011年の福島第一原発の教訓は何も生かされていないどころか、政府と "ぐるな連中" は、原発の再稼働に躍起である。
国民は福島の事を忘れているかもしれないが、12年以上経った今でも状況は何も変わっていない。
(あとがき:2023.1.6)
志賀町や輪島市では、あちこちで道路が寸断されていている。
原発に何かあった場合の避難計画は陸路を
下記のページで、志賀町が作成した避難計画書を見る事ができる。
⇨避難計画(原子力災害)の策定(外部サイト)
なんとこの計画書には目次が無い。
大事なことは、ここに書いてある。
第5章 広報及び指示、伝達 16ページ
第7章 住民の避難体制 20ページ
「基本的避難ルートは、国道、県道などの主要な幹線道路とする。」と書いてあるが、道路が寸断されていたら避難できない。
(あとがき:2024.1.7)
1月5日に放送された「NHKスペシャル 最新報告 能登半島地震 〜命の危機いまも〜」をNHKオンデマンドで観た。
現地の悲しい現実に胸が締め付けられた。
それにしても政府の対応があまりにも遅い。
瓦礫の下にまだ沢山の人がいるのに、自ら陣頭指揮を執ると言った岸田首相は、経団連、経済同友会、日本商工会議所など3つの新年会をはしごした。
被災者よりも、お仲間の方が大事らしい。
最後に、昨年の遠征時でブログに載せていなかった写真をアップしておこうと思う。
被災地には、まだ行方がわからない方が沢山いるし、真冬の避難所が居心地がいいとは思えない。
今回の地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被害に遭われた方々のご無事をお祈りしています。
シアターで観た映画は「25本」。
内、よかった映画は7本。
・イニシェリン島の精霊 -The Banshees of Inisherin -
・マイ・ニューヨーク・ダイアリー -My Salinger Year-
・福田村事件
・私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター -Frère et sœur-
・バーナデット ママは行方不明 -Where'd You Go, Bernadette-
⇨ケイト・ブランシェットが『バーナデット ママは行方不明』を語る(Youtube)
・極限境界線 救出までの18日間 -The Point Men-
・枯葉 -Kuolleet lehdet-
その中でベストは、韓国映画の「極限境界線 救出までの18日間」。
そして、最もくだらなかったのは「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」。
「福田村事件」は、少しばかりのお金を支援した映画だったのでエンドクレジットに名前が出ていた。
読んだ本は、たったの「14冊」。
内、3冊は「不確定性原理」などの解説本で、読んでいるうちに眠くなったり、何度も読み返さないと理解できなかったりで、読み終わるのに時間がかかった。
そんなに苦労して読んだにもかかわらず、読み終わった今、内容はほとんど忘れている。(^^;
一番面白かったのは「天平グレートジャーニー(上野誠)」
12月31日 日曜日、今年最後の映画を観た後、ホッピーをやってから帰路についた。
2022年は長かったようで短かったけど、2023年は圧倒的に短かい1年だった。
来年の目標は2つ。
カヤックは、今まで行ったことがない場所へ遠征がしたい。
山歩きは、今まで行ったことがない山に行ってみたいのと、久しぶりにテントを担いで登ってみたい。
最後に…
現在、国は様々な問題で揺れている。
根底にあるのは全て同じ構図で、税金の私物化であり、金で動く取り巻きや大企業経営者の "えげつなさ" である。
全く意味の無い万博、全く意味の無い辺野古、全く意味の無いマイナンバー事業など、「バカな大将、敵より怖い」を地で行く情けなさである。
しかし、ジャニーズのいかがわしさが暴露され、政府が利用していた吉本芸人の化けの皮も剥がれてきた。
次は、政権を擁護しながら "国民総愚民化計画" に加担するテレビのくだらなさに国民が気づく番だと思う。