隠岐 2日目〜西ノ島船越から中ノ島明屋〜

フェザークラフト ウィスパー

前日の夜に考えた結果、島前西側の海岸を北上するのは諦めた。
外浜海岸と細い水路で結ばれている船越バス停近くのスロープから出艇し、内海を通って中ノ島明屋まで抜けるのが今日のルート。
ちなみにこの水路はカヤック侵入禁止がローカルルール。
スロープを使うことは事前に漁師さんに確認したが、まったく問題ないとのこと。
民宿のおばさんに聞いたら、この場所からカヤックを出す奴は初めてらしい。
ちなみにこのスロープ、8月16日にこの辺りから出る「精霊船(しゃーらぶね)」の出艇場所になっているらしく、もう少ししたら船作りの材料が運ばれて来るので使えなかったかもしれない。

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ウィスパーの入っていた収納バッグと自宅から背負ってきたグラナイトギアヴァーガ(軽い!)、パックカート、メンテナンスキット、救急キット、キャンプ道具一式、スノーケル一式、それと食料と水・酒を積み込んで準備完了。
出艇間際に、クラブノア隠岐の人が車で通りかかり声をかけてくれた。
やっぱり西側の海は時化てるらしい。
出艇。

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海の色はいきなりこんな感じ。
気持ちいい!

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適当に雲が出ていて、暑くもなく寒くもなく快適。
弁天鼻〜波止(はし)を超えて行く。
ちなみに、波止は数少ない上陸&撤収可能な場所。

フェザークラフト ウィスパー

雉ヶ鼻(きじがはな)を過ぎ、対岸に中ノ島の唐橋鼻が見える辺りでいったん休憩。
さっそくビール。

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何も言う事なし。
まるで絵の具を流したような海の色。
こういう島で育った子供達が書く海の絵は、都会の子供達とはぜんぜん違うんだろ〜な〜。

フェザークラフト ウィスパー レインボービーチ
レインボービーチ P7240028.jpg

菱浦フェリー乗り場の近くにある「レインボービーチ」に上陸。
なんか沖縄みたい。
新しい施設のようで、トイレ、シャワー、水道があり、アルバイトのお兄ちゃんが150円で冷たい飲み物を売っていた。
キャンプできるのか聞いてみたら「やっちゃダメとは言われてないです。」とのこと。
ホントにしていいのかな〜?
綺麗な芝生があるので、キャンプできたら快適そう。
ここでお昼ご飯。

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レインボービーチを出発。
菱浦港にはひっきりなしに船が出入りするので、注意が必要。
写真は島内を運行している「フェリーどうぜん」。
こんなにスマートな船体なのに、ちゃんと車も運べるフェリー。

フェザークラフト ウィスパー 三郎岩 フェザークラフト ウィスパー 三郎岩

外海に出て、観光名所の「三郎岩」を目指す。
岩の近くには半潜水式の海中展望船「あまんぼう」がいる。
この角度から見ると、大きな一つの岩に見えるけど…

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岩の間をすり抜けて別の角度から見るとこんな感じ。
とても同じ岩には見えませ〜ん。

フェザークラフト ウィスパー
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その後も綺麗な海と変化のある海岸線を楽しみながら、一路明屋海岸にあるキャンプ場に向かう。

フェザークラフト ウィスパー 明屋キャンプ場

ところが、キャンプ場真下の海岸は砂浜じゃなくてゴロタ浜。
一人で荷物満載のカヤックで上陸するのは大変なので、波打ち際で荷物を全部出し、丸い石で転ばないように足下に注意しながらウィスパーを引き上げた。

管理事務所に行って、名前を告げると「あれ? 千葉さんは明日じゃなかったでしたっけ?」と言われた。
このキャンプ場は、事前に海士町(あまちょう)の観光協会まで行って利用申込みをしなければならないが、自分はとりあえず電話で利用予定日だけを連絡しておいた。
それなのにちゃんと現場にまで伝わっている。
すごい連絡網。
観光協会へ電話をして一日早くなったことを伝えると、無事「サイト3」の利用を許してもらい、観光協会へも来なくていいとのこと。
あ〜助かった。

で、カヤックの置き場所のことを管理人さんに聞いてみると、向こう側に砂浜があるので、そっちをどうぞとのこと。
たしかに来る途中で砂浜があるのは確認したけど、どう見ても落石だらけの浜だったよ〜。

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小さな砂浜はこの先。
こんな危険な場所へウィスパーを置き去りにするのは心配だけど…明日の朝までの潮位を確認したら大丈夫そうなので、とりあえずここに置く。

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指定されたサイトにテントを張り、シャワーも浴びてやっと一息つけた。
あとは冷えたビールがあれば…。
それを探しに、テクテク歩いて行くと小さな漁港があり、その傍らにカフェらしき所があった。
"冷えたビール" をジョッキで注文。
最高!
京都から夏の間だけ手伝いに来ているという女の人と雑談。
この辺りは20年前に松くい虫の被害で松がほぼ全滅し、今の森はその後で植林したものなのでまだ新しいらしい。
そういえば、外浜海岸沿いにも松が植わっていたが、松くい虫でやられたと民宿のおばさんが言ってたなあ…。

明屋キャンプ場

夕食は自炊をやめて、カフェで教えてもらった食事処で牡蠣フライ定食と隠岐誉。
キャンプ場に戻ってウイスキーをちびちびやりながら夜を過ごした。
(3日目につづく)