ナルゲン水筒の使い方

ナルゲン社のボトルは、アウトドアで使用する水筒として大人気の商品。
特徴はこんな感じ。
・軽い
・水が漏れない
・壊れない
・安い

水が漏れない…というのは水筒として当たり前のように思うけど、実際に漏れる水筒もある。
何よりも、軽くて落としても壊れないというのが人気のある理由なのかな。
それと、中の水が漏れないということは、逆に中の物を濡らさないということも言えるわけで、防水容器としても利用できる。
海遊びやカヤックでのツーリングの時、絶対に濡れては困るものを入れておく容器が欲しいけどペリカンケースはちょっと高くて買えないなあ〜…という時にはピッタリ。

ただ自分としては、どうもデザインが医薬品関係の容器に見えてしまうので、あまり好きじゃない。
普段使っているのは、カヤック用が「ムストー -MUSTO-」のヨット用ウオーターボトル、山用が「シグ -SIGG-」。
キャンプやトレッキングでの自炊用ウォーターコンテナは、カスケードデザイン社の「プラティパス -platypus-」を使っている。
プラティパスは多層フィルムでできた袋状の水筒なので、プラスチックやアルミ製の水筒と違い水が入っていない時はまるめたり、折りたたむことができるので、バッグやザックの中で場所を取らないから便利。

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前置きが長くなったけど、先日ナルゲンの「フォールディング カンティーン」というものを手に入れた。
(カンティーンというのは水筒という意味)
特徴はプラティパスと同じような感じなんだけど、大きく違うのはナルゲンの他のプラスティックボトルと同じ広口のキャップがついていること。
これは便利。
プラティパスに水を入れる時は、水道の蛇口から注意深く入れないとこぼれてしまうけど、これはトレッキング途中の水場や川の水でも入れ易い。
今のところ自分は冬山には行かないけど、コッヘル等で雪を溶かして入れる時も簡単。
もちろん他のナルゲンボトルと同じように、お湯入れて湯たんぽ代わりにするのもOK。

ちなみに、自分の利用方法はというと…シーカヤックで "もよおした時"の緊急処置用ピスボトル。
まあ〜早い話がおしっこボトル。
これって、意外にピッタリ&シックリくるやつがない。
携帯用トイレ(ユーリバッグ)はオランダ製のものが有名みたいだけど、これは4,500円以上もする高級品。
まだ海の上で緊急事態になったことはないけど、こんな理由で買ったなんてことがナルゲンさんにバレると、"おまえな〜"って怒られるか?!

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(あとがき:2010-12-02)
先日、カヤックの時に使っていたMUSTOのボトルを沖縄で捨ててきた。
理由は水漏れ。
しっかりキャップを締めたつもりでも、いつの間にか水が漏れてしまうことが何度かあった。
飲もうとした時にボトルが空だったではシャレにならない。
飲む時に少ししょっぱいけど、これからは海にもSIGGを持って行こうと思う。