IS-AMU Log.

カヤックを手に入れて一度はやってみたかったことがある。
それは、沖縄に来ると必ず泊まっていた「オン ザ ビーチ ルー -ON THE BEACH LUE-」というホテルにカヤックでチェックインすること。
LUEへのカヤックチェックインはすでに沖縄一周ツーリングをした大川さんという方がやっていて、その方のサイトを見たら是非自分でもやってみたくなった。
そして、今日はそれを実行する。

ちなみに、自分のニックネームの一部である「LUE」は、このホテルの名前から拝借している。

那覇のホテルから、パックカートにくくり付けたウィスパーのバックパックを転がし那覇バスターミナルへ。
距離は500mくらい。
ちょっと腕が疲れてきたころに到着。
ここから20番の名護西線に乗って喜瀬ビーチパレスの一つ先、「幸喜(こうき)」というバス停で下車。
他のビーチがこの時期でも有料かどうかはわからないけど、幸喜ビーチ(名護市民ビーチ)は年中無料。

バス停から1分の所がすぐビーチで、フォールディングカヤックの組み立てにはちょうどいい場所がある。
ん〜、海が青い！

この日は、場所によって10mくらいの風が吹く予報だったので、風が少なめなこの海岸を出艇場所にしたんだけど、それでもそこそこ吹いてる。

その風を「ちょっと物足りないですな〜」と言っていたのは、ウインドサーフィンをやりに来たオヤジ二人組。
カヤックには無用の風でも、ウインドサーフィンではかったるい風のようだ。
出艇。

海の色は「この色を待ってました！」って言いたいくらい綺麗なんだけど、いきなりビュービューの向かい風。
我慢のパドリングになりそう。
岸に沿って行こうと思っていたけど、めんどくさいので直線的に宇茂佐(うむさ)の海岸を目指すことにした。

7km弱の距離を約2時間。
歩く様なスピードで名護湾を縦断。
ちょっと疲れた。

ばくだんおにぎり＆ビールで昼飯を食っていると、誰かの飼い犬らしい愛嬌のある犬がずっと近くにいてくれた。
まるで、「おまえ、一人ぼっちでかわいそうだからいてやるよ」ってな感じ。
ありがとね。

ホテルリゾネックス名護の辺りは、こんな感じの岩が立ち並んでいる。
なぜ上の部分がナイフでスパッと切った様な形になっているのかわからない。

はい！
いつものLUEに海からチェックイン。
宿泊者名簿の交通手段を書く欄に「カヤック」と書いてもらった。
チェックイン・カウンターの上を濡らしちゃってごめんなさい。
でも、これで目的達成。
う〜ん、単純にうれしい。

「カヤックは部屋の前でいいですよ…」というお言葉に甘え、専用テラスの前に横付け。
はい、これもやってみたかったこと。
う〜ん、またまた単純にうれしい。

夜は、こんな夕焼けを見ながら一人バーベキュー。
海が赤いのは雲に映った夕日が反射しているからなので、適当に雲があった方が綺麗。

食事の後は、近所の商店で買った"まさかのボジョレー・ヌーヴォー"を部屋の前のテラスでグイグイやる。
全面的にストレス解消。
波の音をBGMに気持ちよくベッドに入った。
(2日目につづく)