チャッキラコ

チャッキラコ 三浦市三崎で行われる「チャッキラコ」を観て来た。
チャッキラコは、2010年にユネスコ無形文化遺産へ登録された民族芸能。
毎年1月15日に本宮と海南神社で奉納の舞が披露される。
ちなみに、本宮というのは元々海南神社があった場所。

5歳から12歳くらいまでの少女20人ほどが、舞扇(まいおおぎ)と綾竹(あやだけ)を持って踊る。
この綾竹を振ると「コッキリコ」という音がするところから、のちに「チャッキラコ」と言われるようになったらしい。

資料によると、源頼朝が三崎へ遊びに来た時、地元の母娘に踊りを観せてほしいと言ったところ、母の歌に合わせて娘が踊ったことがことの始まりと書いてある。
その頃が始まりだとすると、800年以上の歴史があるということなる。
すごい!

当日、少女達が到着すると同時に神社内に設置されたイス席とその周りは参観者でいっぱいになり、踊りが始まってもぺちゃくちゃおしゃべりしているオバサン達や、イス席の真ん中で立ち上がってビデオを撮り続けるオヤジなど、マナーの悪い人もいた。
小さな町、そして踊る場所も昔ながらの狭い場所なので、これ以上沢山の観光客が来ると大変かも。
観光資源としてあまり宣伝しないで、昔ながらの素朴な芸能として末永く続いて欲しいような気がする。

歌と踊りは、この6つ。
1) はつせい
2) チャッキラコ
3) 二本踊り
4) よささ節
5) 鎌倉節
6) お伊勢参り

自分のお気に入りは「よささ節」。

〜〜 三浦市教育委員会発行「三浦三崎のチャッキラコ」より 〜〜

「ヤーセノセーエ ヨササノサー オヤ ツツテン ツツテン」
めでためでたの若松様よ
「オヤヨササノサ」
枝も栄えてチョイト葉も茂る…

「ヤーセノセーエ ヨササノサー オヤ ツツテン ツツテン」
ここのお庭に吹いて来る風は
「オヤヨササノサ」
お家御繁盛とチョイト吹いて来る…

「ヤーセノセーエ ヨササノサー オヤ ツツテン ツツテン」
蝉が鳴く鳴く湊屋の屋根に
「オヤヨササノサ」
お家御繁盛と言うて鳴きやる…

「ヤーセノセーエ ヨササノサー オヤ ツツテン ツツテン」
鯖になりたや島下の鯖に
「オヤヨササノサ」
三崎若イ衆にチョイト釣られたい…
〜〜〜〜

紹介ビデオから抜き出した音声はコチラ。
音がが小さいので、ボリュームを上げて聞いてね。

よささ節

実際に生で聞くと、もっとかわいらしい。
(photo:μTough)