予兆と余震

3月11日を挟んだ1週間について、東北地方と関東地方の地震発生状況を調べてみた。
(画像は気象庁より)

3月8日

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3月9日

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3月10日

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3月11日

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3月12日

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3月13日

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3月14日

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3月11日以前について、関東地方での予兆はないが、東北では9日・10日にマグニチュード6〜7クラスの地震が発生している。
また、3月11日以降に発生している余震がいかに異常かがわかる。
そして、余震は今でも続いている。

日本には、「地震予知連絡会」「地震調査研究推進本部」「地震防災対策強化地域判定会」というものがある。
「地震予知連絡会」というのは聞いた事があったが、他の2つについては知らなかった。
そもそも 「地震予知連絡会」は、地震予知に関する研究を行い、実際に予知できた情報を公開する機関かと思っていたら、年に4回の情報交換を行っているだけみたい。
ちなみに構成員は、観測研究を実施している関係機関や大学の30名。
昭和44年(1969年)に発足したので、もう42年も続いている "会" だ。
よくわからないのだが、誰1人今回の地震を予知あるいは予測できなかったのだろうか?

学者のみなさん頑張ってください。
人の命を救ってこその予知研究です。
いつの日か、この "会" がおおいに活躍する日が来ることを期待したい。