海では死なない

P8160029.jpg IGUさんよりリンクの許可をいただいたので、貴重な体験をご紹介。

僕が海で死にかけた話。‥with手作りシーカヤック
http://making.ti-da.net/e3258382.html


スゴい!
もお、何度死んでてもおかしくない状況。
よくぞ生還されましたあ〜〜っ!

1週間も停滞、食料も尽きかけ、目的地まで10キロちょっと、出艇地から見える海況はなんとか行けそうな感じ…。
この体験談を読んで、「あ〜、自分でも同じ判断をしちゃうかも」って思った。

それにしても牙を剥いた海は怖い。
先日の伊豆でもそうだったが、10分もあれば海況はガラッと変わってしまう。
地元の漁師さんは、朝の穏やかな天気を見て、「今日は一日こんなだろうな」って言ってた。
でも、その日は午後から風が上がることが予報されていたので、無理をしなかった。
漁師さんにも間違いがあるって事だよね。

IGUさんの体験から学べる事は沢山ある。
- 天気予報はしっかりと把握しておく。
- 事前に引き返す場合の状況を考えておく。
- 海上での判断は早めにする。
- その海域の特長や情報を知っておく。
- 装備の状態はいつもベストにしておく。
- デッキに乗せている装備や荷物の流失を防ぐ。
- コクピット内に余計な物を置かない。
etc.

天気予報の確認は、いつも携帯やスマートフォンでしているけど、僻地では圏外の可能性が大なので、そういう場所へ行く時はラジオが必要だ。

海域の特長や情報については、事前に調べたり聞いたりすることもできるけど、わからないことが多い。
地形や海底の特長から想像して…とも思うけど、海流や潮汐による海況の変化について予想するのは難しそう。

なので、少しでも知識を身につけていたいと思い、こんな本を買ってみた。
ちなみに、この本は他の方のブログでも紹介されていた。

IMG_0788.jpg IMG_0785.jpg それにしても、いま日本一周しているkoryさんは、毎日どうやって判断しているんだろ?
年内には1年半前に出艇した茅ヶ崎にゴールするとのことなので、是非そのあたりの事を聞いてみたい。

海はいい。
でも、その海で死なない為に、いつでも気を引き締めていこうと思う。