夜と朝を感じる旅 西伊豆1日目前半〜松崎から田子〜

待ちに待ったゴールデンウィーク本番。
伊豆は6月からキャンプ禁止なので、その前に一度は楽しんでおきたい。
しかし、春の天気は変わりやすく、天気図は日毎に配置が変わりイマイチ天気が読みづらい。
輪をかけて、連休後半は雨マークも登場して来た。

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2日に見たGPV風予報。

ふむ…
できれば3日〜5日で行きたいと考えていたけど、これから2日間は西風が強く南伊豆はちょっと難しそう。

松崎

5月4日 日曜日。

松崎に集合したのは、キッカー、ワンチャンと僕の3人。
今日は田子辺りでキャンプ地を探し、午後には初参加のハマちゃんも合流して1泊2日のキャンプツーリングを行う。

ハマちゃんは、フェザークラフトのJava(ジャバ)とWisper(ウィスパー)を所有するベテランで、僕の中では "風男" という位置づけになっている。
風男は誰だ? 〜三戸浜から森戸〜


キャンプ地の条件は4つ。
条件その1 ジメジメしていない事
条件その2 流木が沢山ある事
条件その3 人がいない事
条件その4 できれば眺めがいい事

果たして、そんな場所はあるんだろうか?
とりあえず出発。

松崎

今日は一日中晴れ。
カヤックを組み立てる時から半袖&ショーツで、"汗をかかない夏" って感じで快適。
珍しく日焼け止めを塗り忘れなかった。

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そういえば、キャンプ地の条件がもう一つあった。
条件その5 トイレが人目につかない事

女性がいるキャンプの場合は、これも大事なチェックポイント。

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堂ヶ島まで来ると、フェザークラフト2艇(ブルーとカーボン)にリジット1艇という、我々とまったく同じ構成のパーティに遭遇。
ブルーの舟は初めて見るKurrent(カレント)だった。
今日は宇久須(うぐす)でキャンプとのこと、楽しんでください!

ちなみに、遅れて松崎を出艇したハマちゃんは、ブルーとカーボンのフェザークラフトを見て、僕らのパーティだと勘違いしたみたい。

DSCN0269.jpg(撮影:キッカー)
浮島

浮島の水路を抜けて行く。
ダイビングの人達はいなかった。

田子 海蝕洞 田子 海蝕洞
田子 海蝕洞 田子 海蝕洞

田子の海蝕洞窟を散策。
潮が澄んでいる。

田子 海蝕洞(撮影:ワンチャン)


洞窟は、大きいのから小さいのまで様々。
ウネリのある日は入りづらい洞窟もあるけど、洞窟の中にいると大砲の様な音が響いてなかなか迫力がある。

P5040046.jpg田子 海蝕洞

尊之島(そんのしま)の貫通洞窟。

田子 海蝕洞

スケール感あり!

ちなみに、Googleマップでこの辺りを見ると、尊之山と界島の間は繋がっていない。
今は崖が崩れた事で地形が変わってしまっている。

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弁天島の辺りから、居心地の良さそうな浜を探して湾の奥に向かって行く。
なかなか全ての条件を満たす浜がなく、弁天山の近くまで来ると、流木は無いけど条件その1(ジメジメしていない)に合致する浜を発見。
お腹もすいたので、とりあえず上陸して昼飯を食べる。


条件その5(トイレ)も、まあまあ次第点のよう。
みんなで相談し、条件その2(流木)は近くの浜から運搬すればいいという事で、ここをキャンプ地に決定。
さっそくキッカーとワンチャンがテントを張り、現在地のGoogleマップをハマちゃんにメールした。

しかし、用を足しに隣りの浜に行ってみると、条件その3(人がいない)と4(眺めがいい)にも○が付き、思ったよりも奥行きがあって、なんとかテントが張れそうな感じ。
二人にも来てもらって、またまたミーティング。
条件その4が決め手となり、キャンプ地を変更する事にした。
テントを移動。
後はハマちゃんの到着を待つだけだ。

(1日目後半につづく)