西湖で山遊び 2日目〜前夜 富士桜編〜

飲んだ翌日も、目覚ましを鳴らすことなく5時半には起床。

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外を見ると雨が降っていない。
天気予報をチェックすると、今日も明日も降らない!
おっ!これなら山登りできるんじゃない?
…と思ったものの、すでに「山登り」という言葉が、頭からきれいさっぱり無くなってしまってる会員達(私を除く4名)は、「13時に富士吉田の道の駅集合で〜す」という "今日は飲むだけ" 計画で動き始めていた。
本日は車が2台出動しており、私は御殿場駅で会員5号が運転する2号車に拾ってもらうことになっている。
ちなみに、1号車には一週間前からじっくり厳選されたお酒がたんまり積んである。
- ビール 2ダース
- 日本酒四号瓶 1本
- 焼酎(赤霧島)四号瓶 1本
- 焼酎(ななつ星A列車で行こう)一升瓶 1本
- シャンパン 1本
- ワイン 1本
- 馬乳酒 1本
- アラック 1本
美味いのかどうなのか、よくわからない酒が2つもラインナップされている。
御殿場駅での待ち合わせは12時半。
車チームを待たせると悪いので、少し早めに静岡駅に向かった。
駅のホームで待っていると1号車からメールが入った。
「現在、強羅。快晴です。」
まだ10時13分なのに、もう強羅にいる!
強羅から待ち合わせ場所までは1時間ちょっとで着いちゃうので、遅くても11時半には富士吉田に到着する計算だ。
いったい何を考えているのだろう。
こちらは少しも悪くない。むしろ早めに行動しているのに、何故か少し焦る。
予定よりも30分早く12時に御殿場駅につくと、2号車は既に11時半に着いていたらしい。
早い!
いったい何を考えているのだろう。
予定を変更し、買い出しをするスーパーで全員が合流。
ワイン2本を追加して、山荘に向かった。
無事、山荘に到着。
荷物を玄関に置いたまま、さっそくビールの栓がビシバシと開けられ、珍しく "登山" の打ち合わせが始まった。
明日は、雨予報が180度ひっくり返り、ピーカンの晴れ予報になっている。
当然、ただ帰るだけだった最終日の予定もひっくり返り、山登りが行なわれる事になった。
しかし、ちゃんとした登山靴を履いてきているのは1名だけで、それ以外の4名はこんな感じの体たらくである。
- ハイキングシューズ 2名
- 底が擦り減って、ほとんど凹凸の無いウオーキングシューズ 1名(私)
- ここに来る間に靴底がペロっと剥がれてしまい、急遽、買い出しをしたスーパーでまあまあ使えそうな軽登山靴を購入した者 1名
これで雨に濡れた十二ヶ岳に向かうなど100万年早い。
当然ルートは変更。
決定されたのは、西湖の南側にある紅葉台から三湖台、五湖台(足和田山)を経て西湖に下るという、またもや標高差が300メートル程度しかない小学生の遠足みたいなルートである。
それにしても…こんな話しをしながら飲む馬乳酒はめちゃくちゃマズい!

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本日の宴はバーベキュー専用のあずま屋で行なわれる。
世話係の人が何から何まで準備をしてくれ、我々の仕事は冷蔵庫で冷やしておいた酒の山をクーラーボックスで運ぶだけという殿様待遇。
外が何かピンクっぽいと思ったら、空一面が見事な夕焼けになっていた。
ガンガン焼いて、ガンガン食べるという大人のバーベキューとはほど遠い宴会が進むにつれ、女性会員2名のろれつが怪しくなってきた。
母家の洗面所に向かう途中の坂で1名が前転し、もう1名は横の草むらに頭から突っ込んでいる。
その度にブチョウはトングを放り出して、介護に忙しい。
アッと言う間に食材を空っぽにし、母家のリビングに移動したものの、22時には私以外の全員がダウン。
ふ〜…静か静か。
それから2時間、ジャズをBGMに、ななつ星のロックグラスを傾けながら大人の時間を楽しんだ。
(3日目につづく)