優しい海はどこだ? 〜葉山周辺〜
風予報はまあまあOK…なはず。
強風が吹き荒れたのは金曜日なので、ウネリも収まっている…はず。
てぇ〜ことで、東伊豆の海を漕ぎに行くことにした。
途中から見える海は…あれ?なんだかバシャバシャですけど…(^^;
7時に川奈いるか浜に到着すると…風ビュービューでバシャバシャ。
これは出れません。
風が吹かないとは言っても、南に行くほど状況は悪そうなので、優しい海を探しに車をUターンさせることにした。
長浜到着…出れません。
仕方がない、真鶴まで戻ってみますか…
真鶴琴ヶ浜到着。
ん〜…浜を離陸できれば漕げないこともなさそうだけど、今日は午後から曇ってしまうので、なんとなく楽しい海ではなさそうな感じがする。
さてさて困りました。
早朝出発したにもかかわらず、この時点ですでに9時。
ため息をつきながら、優しい海はどこだろうと考えてみても、今から行けるのは三浦しか無い。
仕方がない、三浦まで戻ってみますか…
ところがどっこい、今日は湘南国際マラソンの開催日。
海岸線の道は二宮から江ノ島まで通行止めになっている。
とほほ…
葉山到着。
やっと優しい海があった。
1週間前のブログで「葉山公園周辺から出艇するのは年に一度のペース」なんてことを書いたばかりなのに、今日も葉山に来ているのが面白い。
昼飯の時間を惜しんでカヤックを組み立て、海岸に運んだのは12時半。
空は分厚い雲に覆われてしまったけど、こういう怪しい雰囲気は嫌いじゃない。
北風に立ち向かいながら北上し、”1週間ぶり” に森戸北浜に上陸。
まだ13時半なのに、あっという間に暗くなり、今にも夕焼けが始まりそうな感じになってきた。
そして、この居心地のいい海岸で昼飯を食べ、コーヒーを飲んでいると、朝からのドタバタ劇はすっぱりと忘れてしまった。
諦めないで来てよかった。
14時半 北浜を離脱。
名島の先を回って帰ることにする。
海と大気の雰囲気が変わり、周りから音が無くなった。
芝崎沖の岩礁では、ゴムボートで乗り付けた釣り人が一人竿を垂らしていた。
彼もこの時間を楽しんでいるように見えた。
カヤックを西に向けると、雲の裏側で力なく輝く太陽があり、その下で真鶴半島が赤く染まっていた。
今朝までいたその場所を、相模湾越しに見ていることに不思議な感じがする。
やはり、葉山公園での撤収は快適。
Feathercraftのパーツが入手できなくなりそうなので、今までよりも丁寧に分解している自分がいる。
年内で漕げる日はあるだろうか?
あ〜伊豆に行きたい。