7年目の浮気 -SOTO レギュレーターストーブ ST-310-

先日のキャンプ初日、愛用していた「イワタニ ジュニアバーナー」がダメになってしまった。
初めて使ったのは、2010年の隠岐遠征の時だから、かれこれ7年。
使うたびに目立つ汚れを落としていたけど、汁が溢れるサザエやソーセージを焼いたりした事もあったので、いつの間にかジェットが目詰まりしてしまった。
使っていたのは、旧モデルの「CB-JRB-2」。
現在発売されている「CB-JRB-3」とは収納ケースサイズや重量が違うので、細かいパーツが改良されているんだと思う。
ジュニアバーナーは決して使いづらいストーブではなかったけど、収納ケースが箱で嵩張ったのと、ガスカセットの取り付け部分にカッチリ感がないのが少し不満だった。
これは旧モデルでの印象なので、現行モデルでは改良されているかもしれない。

SOTO レギュレーターストーブ ST-310SOTO レギュレーターストーブ ST-310そして今回新調したのは、「SOTO レギュレーターストーブ ST-310」。
足とゴトクが一体化されたユニークなデザインのシングルバーナーだ。
では、ジュニアバーナーとレギュレーターストーブのスペックを比較してみる。

イワタニ ジュニアバーナー CB-JRB-2のスペック
幅86×奥行76×高さ114mm(収納時)
265g
発熱量:2.7kW(2,300kcal/h)
使用できる鍋:16cm以下
特徴:風防兼用ゴトク構造だから風に強い。

SOTO レギュレーターストーブ ST-310のスペック
幅140X奥行70X高さ110mm(収納時)
350g
発熱量:2.9kW(2,500kcal/h)
使用できる鍋:19cm以下
特徴:外気温25℃〜5℃の環境下でも常に一定の火力を発揮する。

収納サイズはレギュレーターストーブの方が大きいけど、こちらはプラスチックケースではなくポーチへの収納なので、たぶん気にならない。
重量もだいぶ重いけど、こちらもカヤック旅ならあまり気にならない。
ガスカセットの取り付け部分は、ジュニアバーナーに比べて格段にカッチリしている。
ただ、ゴトク一体型の足は、とっても熱くなるので、使用後の移動はカセット部分を持った方がいい。

昨年9月に購入した「AMICUS(アミカス) SOD-320」もそうだけど、なんとなくSOTO製品は道具としての完成度が高く、所有感を満たしてくれる気がする。
PRIMUSに嫌われている part2 -SOTO AMICUS(アミカス) SOD-320-