21年目の引越し

7月28日 今日は21年間住んだ街そして家から引っ越す日だ。
この場所に越してくる前は、東京世田谷の給田という街にあるマンションに住んでいた。
まだ30代だった。
そして、長女が小学校に入学した年の7月に引っ越しをした。
今は憎たらしい女になってしまったが、当時は天真爛漫を絵に描いたような女の子で、横浜への引っ越しが決まった後、「私は転校生〜♪♪」と歌いながら学校の廊下を歩いていたらしい。

庭のある家が嬉しくて、引っ越した当初は、友達を呼んではバーベキューをしていた。
しかし、バーベキューはいつの間にかやらなくなり、その後は七輪を囲んで家族だけで楽しむようになった。
そして、そういう時代も過ぎ去り、ここ10年くらいは、一人日向ぼっこをしながら本を呼んだり、スコッチをやりながらカヤックのメンテナンスをしたり、洗濯物や海道具を乾かすことでしか、庭に出なくなっていた。
そんな庭は、我が家の主人(カミさん)にとっては、ただ手間がかかるだけの邪魔な存在。
子供達が独立して家を出て行ったら、次はマンションに引っ越したいと以前から言われていた。

IMG_2590.jpg20坪の庭が付いた103平米の一戸建てから、65平米のマンションに引っ越すには、相当の荷物をリストラしなければならない。
そして、持っていかない物は、全て処分しなければならない。
まずやったのは、庭にある物を処分することだった。
無数にある植木鉢、でっかい物置、芝刈り機や庭仕事道具、縁台などは全て処分。
そして、なかなか捨てられなかったレコードプレーヤーやアンプ類も思い切って処分。
これらの廃品をいっぺんに処分するには、専門の業者さんがとっても便利だ。
エコハマさん
https://curama.jp/disposal/truck/SER116475495/

軽トラってこんなに積めるのね?…ってくらい目一杯積み込んでくれて9,000円ポッキリ。
結局2回お世話になって、一気に不用品を処分できた。

IMG_2606.jpgそして、引っ越し当日。
業者は21年前にもお世話になったダック引越センターに申し込んでいたのに、やって来たトラックは「0123」。
どうも、0123がアヒルさんを買収したらしく、トラックを融通し合っているらしい。

プロだけあって、作業は丁寧で早い。
あっという間に積み込みを完了し、全ての荷物を新居に搬入するまで、たったの4時間しかかからなかった。

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高台にあったこれまでの家は、最寄駅まで1.2キロあり、途中に90段の階段があった。
カヤックを転がして行くときは、その階段を降りるのは危険なので遠回りするしかなく、駅まで20分かかった。
もちろん帰りはタクシー。
新しい家は、マンションだけど1階だし、駅までの時間も平らな道を歩いて10分。
そして、帰りのタクシー代もかからない。
移動の事だけ考えれば、とっても楽チンだけど、これまで庭でバシャバシャやっていた潮抜きは、風呂場を使わないといけないし、ベランダまで運んで干す手間もかかる。
もちろん、終わった後の風呂掃除は必須。-ハマちゃん談-
ふむ…ベランダに水道のあるマンションにすべきだったかも。

IMG_2703.jpg引っ越し後、一週間で自分の部屋の荷物は片付いた。
この捨てられなかったレコードは、この先針が落とされることはあるんだろうか?
同居人(カミさん)の部屋の荷物は盛大に積み上がったままで、量を見る限り、とても片付くとは思えない。
はてさて、この荷物がどうなるか気長に見守る事にしよう。

(あとがき:2017-9-16)
今現在、状況に変化なし。