ワードローブに残した思い出

6年前に亡くなったお袋の和服と洋服は、実家を売却する時に、だいぶ処分したけど、見覚えのある洋服は捨てることができなった。
新しい家では、洋服が入っている4箱のダンボールを置けるスペースが無い。
しかし、ゴミに出すのは嫌で、ずっと和室の隅に積み重ねてあった。
どうしましょ?フリーマケットで売りさばく?
売れるものもあるかもしれないけど、売れ残ったものは結局処分しなければならないし、そもそも "フリーマケットに出品する" というパワーが無い。
そこで、古着を寄付できないものかと思い、横浜市に連絡してみた。
すると、ホームレスの人達を支援している施設を紹介された。

生活自立支援施設はまかぜ
https://www.kyosaikai.jp/business/hamakaze.html

正直、ホームレスの人がお袋の洋服を着るのってどうなんだろ…と思うところもあったけど、粗末に扱われる事は無いだろうし、少しでも役に立てれば…と考えることにした。
そして今日、寿町にある施設まで洋服を届けた。

ちなみに、不要になったものを回収し、リサイクルやリユースしている民間の支援事業もいくつかあるようだ。
使えるものは、ただ捨てるのではなく、誰かや何かの役に立てるように少しだけ手間をかけてもてもいいと思う。

ワールドギフト(子供服)
http://world--gift.com/kihu/youhuku-kanagawa.html

セカンドライフ
http://www.ehaiki.jp/second/irui/kanagawa/irui_14.html


和服と帯については、テーブルランナーなどに再利用できないかと考えているので処分は先延ばし。
洋服は…思い出のある1着だけ残し、自分の洋服と一緒にワードローブにぶら下げた。

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