一人でできる事を徒党を組んでやってもつまらない

IMG_5398.jpg初めてオンラインによる講座を受けてみた。
関野吉晴さんの「アマゾン・マチゲンガ族アナザーストーリー2」。
関野さんの話を聞くのは、2回目になる。
縄文号とパクール号の航海

「地球永住計画」というのは "私たちはどこから来たのか、そしてどこへ行くのか" をテーマにした関野吉晴さんのプロジェクトで、地球の素晴らしさを再認識しようという試み。
地球永住計画(外部サイト)

今日の講座は、その中にあるイベントの一つである「写真で見る極限の世界」より、アマゾン・マチゲンガ族の少女オルキーディアの5歳から44歳までの写真を紹介しながらアマゾン奥地に住む人たちの家族、タブー、結婚などについて、関野さんが体験し感じた事を話してくれた。
アマゾン・マチゲンガ族アナザーストーリー2(外部サイト)
マチゲンガ族との交流(外部サイト)
マチゲンガの家族(外部サイト)

オルキーディアの生い立ちの話はとても興味深く、関野さんの素朴な語り口もあって、あっという間の1時間半だったが、その中で関野さんが何気無く話した一言が記憶に残った。
「一人でできる事を徒党を組んでやってもつまらないので…」
下記の記事から抜粋。
=====
早稲田大学の探検部が世界最長のナイル川を下っていたから、「じゃあ世界で一番デカい川をやろう」と、1971年、3年生の時に1年間休学してアマゾンに行きました。
探検部の3人で、ある川をボートで400kmほど下った時、「同じ川をみんなで下っても面白くないから、別々の川に分かれて河口で落ち合おう」という話になり、僕は河口から一番遠いところ、最長源流と言って、氷河の一滴から始まり6300km続く川を下ることにしました。
=====
実際この3人は "河口" では落ち合えなかった。
当たり前である。それぞれが下った川は長さも違うし、「河口で落ち合おう」なんていう大雑把な話で落ち合えるはずがない。
関野吉晴氏インタビュー企画(外部サイト)

ともかく、初めてのオンライン講座は楽しかった‼︎
🍷を飲みながら話しを聴けるのはなかなかいい。