気ままペダル 〜浦賀から三崎〜

3月14日 ポカポカ陽気の日曜日。
緊急事態宣言は続いているけど、行楽地はどこもかしこも人が出ているような気がする。
もちろん久しぶりに海へ…とも考えて海況をチェックしてみたものの、今日はそこそこのウネリが入ってきそうなので、おとなしく地上で過ごすことにした。

今日はサイクリング。
なるべく平坦な道を走りたい!! と思いGoogleマップで検討した結果、ルートは浦賀から三崎まで。
Googleマップの自転車経路は上りと下りの高低差も表示してくれるので超便利。
Dove号は事務所に置いてあるけど、浦賀から三崎までは自転車で1時間ちょっとしかかからない。
三崎には夕方頃着ければいいので、逆算するとそんなに早く出発しなくても大丈夫。

高台にある事務所から最寄りの駅まで自転車でささ〜っと下り、30秒で折りたたんでSLIP BAG(DAHONの輪行バッグ)に収納。
電車で浦賀駅まで行き、これまた30秒で組み立て完了。
組み立てと分解にそれぞれ20分かかるフェザークラフトとは違い、時間的&肉体的なストレスは全くない。

昼飯に考えていた和食の食堂は店が閉じていた。
緊急事態宣言下では、こういうところが読めない。
中華料理屋さんはやっているけど、今更ラーメンを食べる気にもならないので、目指す店もないまま先に進むことにした。

そして、川間隧道から久里浜の海岸通りに出た辺りで、初めて14インチ車の洗礼を受けることになった。
長瀬のボートハウスの辺りが気持ち良さそうに見えたので、ほんとに何気なくブレーキをかけたところ、路肩の砂に車輪を取られると同時に後輪が浮き上がった。
そのまま前転しては体も自転車も傷だらけになる…と思った瞬間、幸い前転は免れ、左側に倒れこむような形で転倒した。
ペダルとクランクが路肩の段差にぶつかったものの、なぜか奇跡的に自転車は無傷。
履いていたズボンも無傷で、ズボンの下の膝下を少し擦りむいただけで済んだ。
不幸中の「超」幸いで貴重な体験ができた。
自転車を買った時、ハマちゃんから「ちゃんとヘルメットを被ってくださいね〜」と言われていた。
14インチ車こそ、ヘルメットは必需品かもしれない。

IMG_5645.jpg北下浦海岸通りに出た所にある「ビッドル広場」という場所で、自転車を停めた。
対岸の千葉が目と鼻の先に見える。
12時になるので、そろそろ昼飯を食べたい。

ビッドル広場から少し進むと、右側に「地場ものあります」という赤いノボリが見えたので、慎重に停車。
そこは、ロシア料理の店だった。
表にメニューがあったので、料理を決めてから入店。

IMG_5646.jpgIMG_5647.jpgボルシチとチキンストロガノフを注文。
この店はお勧め。

お腹が幸せになったので、気分にも余裕が出た。
134号線に入り、野比ヨットクラブの手前を右の路地に入る。
海岸沿いに走る134号線の方が気持ちがいいかもしれないけど、車を気にしながら路肩を走るよりも路地をノンビリ行く方がいい。
路地は134号線と並行していて、三浦海岸のマクドナルドの辺りで再び134号線に合流する。
ここから引橋までは、少し登り坂。

そして、引橋から三崎港までは下り。
快調に飛ばせるのはいいけど、三崎で一杯やるには少し早い。
…ってことで、クアーズMISAKIの一番風呂で汗を流してから繰り出すことにした。

IMG_5654.jpgそして、至福のビール&ワインを堪能した後は、再びSLIP BAGに収納し公共交通機関で帰宅。
こんな気ままなショートトリップは、カヤックを買う前にあっちこっち歩き回っていた時のようで、なんだか懐かしい。