西馬音内盆踊り

西馬音内盆踊り 2010年8月16日から3日間、秋田県羽後町西馬音内(にしもない)で行われる「西馬音内盆踊り」の初日に行ってきた。

東北地方は数日前に通過した台風と、不安定な大気の影響で荒れ模様。
しかし、晴れ男は頑張った!
降水確率90%という完全な雨予報から一発逆転、当日は満天の星が見えるほどの晴天。
ちなみに、今回の旅は8月14日(土)から3泊4日だったが、傘をさしたのは秋田に着いた日にちょっとだけ。
後は、天気予報を見ると「雨」なのに、自分のいる場所は雨が一滴も降っていないという神がかり的晴れ男状態だった。

風もなく蒸し暑くもない絶好の日和になった「西馬音内盆踊り」は、やっぱり良かった!
この盆踊り、一般の人は踊れないので、踊りの輪に入れるのは町に住んでる人か帰省した人だけ。
それにもかかわらず、小さな町でこれだけの人が踊る様子はすごい!
そして最後は、天気にしてくれたおてんとう様に感謝して、お囃子のアンコール。

羽後町商工会発行の「地口とがんけ集」のあとがきより抜粋
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故郷から出た人達は、正月に来なくともお盆には帰りたいという。
不思議なもので、他所からお嫁になって来た人は何年住んでもその自分の娘や息子よりおどりが下手か、もしくはおどれない。
この土地に生まれると、よちよち歩きの頃からおどるのだ。
"がんけおどらば三十が盛り" というが、七十過ぎても、歩ける限りはおどる。
最後の夜おそく、目立たぬ処でひっそりと、昔のままの本当のおどりをおどる老母の姿には、華美さはなくせい絶な感じさえある。
この盆おどりは正に "スズメ百まで" なのだ。
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自分もここで生まれ、この場所で踊ってみたかった。


(あとがき)
ここは、前日に行った男鹿半島の入道崎。
カヤックを持って来たとしても、これじゃ海に出せなかった。

入道崎