左近
山本左近がヴァージン・レーシングのリザーブドライバーになった。今シーズンはどうするんだろ〜って思ってたけど、ギリギリになって契約できてなにより。
それにしても、左近は不思議なドライバーだと思う。
ノッテル時は、手がつけられないほど速い。
なんて言うか、ナチュラルドライバー。
エピソードとしては、全日本F3時代 2004年茂木の最終戦が面白い。
レース序盤に他のマシンと絡んで、リアのディフューザーを壊してしまった。
ご存知のように、この部分はとても大事な場所で、ここが壊れたり曲がっちゃったりすると、空力上ものすごく良くない。
ところが、左近はそんなことが関係ないかのように、2位を14秒もぶっちぎって圧勝しちゃった。
エンジニアも首を傾げてた。
これは、2006年のフォーミュラ・ニッポン。レーススタート直前にグリッド上でトラブルが発生して、メカニックや関係者がアタフタしてマシンを調整してる。
でも、左近は悠然としていて、何事もなかったかの様にマシンに乗り込み快走した。
肝が座ってるというか、なんというか…。
一度でいいから、F1で速い車に乗った左近を見てみたい。
さて、今週末はいよいよ開幕戦。
左近もメルボルンへ行く。
