ワイルドキャンプは無理だった 裏磐梯1日目〜小野川湖〜
朝4時過ぎに自宅を出発。
移動マシンは、私の "車検完了済みゴルフ号" と、イイダーの "いつも荷物がいっぱいデリカ号" の2台。
若い頃と違い現地集合なので、別々に目的地に向かう。
iPhoneのナビには、"庄助キャンプ場には9時半に着きますぜ" と表示されている。
よしよし、うまくすれば9時には着けるかも…と思った矢先、東北自動車で事故渋滞のアナウンスが表示された。
ナビは刻一刻と到着予定時刻を遅らせている。
迷う事無く加須インターで降り、一般道を通って一つ先の羽生インターに向かう。
ところが!
羽生インターに向かう車で一般道が大渋滞。ビタタっと止まってしまった。
まずい!
目には見えないレースをしている2台は、「できれば先に着きたい」とお互いに思っている。
羽生インターに向かわせようとするナビを無視し、もう一つ先の館林インターに向かうことにする。
途中で見える高速はなんだかスムーズに動いているように見える。
まずい!


いろいろあったが、無事庄助キャンプ場に到着。デリカ号よりも先にチェッカーを受けることができた。
後は、ささっとテントを設営し、ささっとカヤックを組立、のんびりとコーヒーでも飲みながらデリカ号の到着を待ちたい。

ウエザーニュースで現地の天気を調べると、こんな感じ。
よしよし!今晩の宴会は雨の心配をしなくても大丈夫。
今日を乗り切り、なんとか明日の昼まで雨を降らさないようにしたい。

デリカ号が到着。
挨拶もそこそこに、それぞれがカヤックを組立始めた。
ワンチャンは、2人を尻目に余裕のコーヒーとしゃれ込んでいる。
キャンプサイトの奥は、新潟のショップ主催によるイベントがあり、大テント村ができあがりつつある。
去年は一人だけのキャンプだったけど、今年は賑やかだ。

さて、紅葉ツーリングに行きましょう〜…とカヤックに乗り込むが、今年はやたらと水が少ない。
漕ぎ出したとたん、「あっ」とか「おっ」とか言って、カヤックを岩に乗り上げるフェザークラフトチーム。
海なら相当焦る状況だけど、湖ならおっとっとですむ感じ。




紅葉は去年よりも綺麗な感じがする。
そして、思ったよりも「青空」で自然とみんなの顔がほころぶ。
それにしても、イイダーとタケさんは、湖にはまったく似合わない。


途中の浜に上陸してコーヒーブレーク。
この雰囲気のいい浜は、風裏でポカポカだった。





のんびりと一周してキャンプサイトに戻った。
キャンプ場から歩いて5分の場所にある温泉は、21時までに受付すれば大丈夫ということで、寝る直前に行くことにする。


宴会開始。鍋はキムチ鍋風キムチ鍋。
気温は5度だけど。風が吹きつけているのでもっと寒く感じる。
ワンチャンは重ね着4枚。
イイダーは上州屋で買ったボア付きのベンチコートを羽織っていて温かそう。
去年の経験がある私は、5枚を重ね着し一番上は厚手のダウンジャケット。
縮こまっているタケさんは、なんと3枚!
「それじゃ寒いよ〜」というみんなの大合唱を受け、速攻でパドリングジャケットを羽織って4枚になった。
酒は各々自分で持ってきたものを飲んでいる。
私は、タケさんからもらったシシャモを焚火で焼いて、骨酒をグイグイやる。
寒いから酔わない。
(2日目につづく)