平日7〜9時の罠

IMG_7744.jpg 10月16日 8時41分。
もう少しで津久井浜の整形外科に着く…という場所で交通違反のキップを切られた。
理由は「通行禁止違反」。

幹線道路から脇道(十分広い道幅があり見通しもいい)へ右折し、数十メートル走ったところで警官に停められた。
当然自覚していないので、何で昼間に検問やってるんだろ…と思いながら停まって窓を開けた。
その道は、平日7〜9時までの間通行してはいけない道だった。

標識は幹線道路と脇道が交差する左側に立っていた。
幹線道路を走る車は多くない。
右に曲がりたいと思っているドライバーは既に対向車線を見ているので、その標識は目に入らない。
こんな事を言っても無駄だと思ったけど警官に言った。

「あれじゃわからないですよ。まして、めったにこの道を通らない人にはぜったいにわからないです。」

その一言などまったく聞こえていないかのごとく、警官はせっせとキップの作成にとりかかった。


交通違反には2種類あると思う。
一つはドライバー本人が違反をしている事をわかっている悪質なケース。
もう一つは、何もわからず警官に停められるまで違反に気づかないケース。
今回は後者だった。

僕は交通違反の取り締まりはどんどんやってもらっていいと思っている。
だけど、"普通"のドライバーを罠にかけてキップを切るやり方には反対する。
もっと悪質なドライバーを取り締まって欲しい。

この10年間。
僕は3回キップを切られた事があり、その内の2回が今回と同じ理由。(もう1回は携帯使用)
普段通い慣れた道が、ある日突然、通行時間帯規制になる場合もある。

平日の7時から9時は、幹線道路以外は通らない!…と心に誓った木曜日の朝だった。