東京大空襲

今日は、63年前に東京大空襲があった日。
テレビでも特番があったりするので、若い人達も是非時間を作って番組を観てもらい、あらためて戦争について考えて(感じて)ほしいと思う。
戦時中を舞台にしたドラマを観ると、サイレンが鳴ると灯火管制で窓から灯りがもれないようにして、防空ずきんをかぶって・・・というシーンが目に浮かぶが、空から雨の様に爆弾(焼夷弾)が降ってくることを想像すると、その恐怖たるや、尋常ではなかったんだろうと思う。
まして、63年前の3月10日は、サイレンが鳴る暇もなく、爆撃されたということらしいので、あっという間に周りが火で覆われ焼け死んでしまった人も多い。
ちなみに、日付は定かではないけど、その頃自分の父親が働いていた川崎市の製鉄所では、交替組の人達が空襲で全滅してしまったらしい。
戦争というのは、「殺し合い」。
もし、国がどうしても戦争をしたいのであれば、お互いの国から「戦争を決めたえらい人達」と「軍隊からの希望者」を集め、その人達で勝手に「戦争」してもらって勝敗を決めてもらっていいと思う。
一般市民は、戦争には参加したくないし、戦争の犠牲にもなりたない。
もしその「えらい人達の戦争」で負けても、そんな連中を選んだ自分達に責任があるので諦めもつく。
黙祷。

[特別番組]
日本テレビ開局55年スペシャルドラマ「東京大空襲」
TBS「3月10日東京大空襲 語られなかった33枚の真実」