「小さな魚がし」閉店

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新橋柳通りにある「小さな魚がし」という居酒屋が閉店した。

ここの女将は元々魚屋さん。
魚にこだわり、新鮮な魚を出し続けて30年。
店はいつ行ってもお客さんでいっぱい。
「誰かに任せて続けたら? この店がなくなると困る人沢山いるでしょ?」って女将さんに言うと、「人に任せたくないんだよね。やっぱりこだわりがあるからさ。」って言ってた。
夜の11時に店を閉めても、掃除をしてから帰るので家に着くのはいつも深夜2時過ぎ、翌日は朝から築地に魚を仕入れにいくので、毎日5時間ほどしか寝れない。
休みの日は、疲れた体を休ませるだけで精一杯。
この生活を30年続けてきたんだから、逆に「これまで本当にご苦労様!」という感じかな。
考えて考えて考え抜いて閉店を決めたんでしょう。
女将さん、ゆっくり休んで30年間できなかったことを楽しんでください。
それと、一緒にお店を切り盛りしていた若くて感じのいい女性の方も、お疲れさま。
あのがらっぱちの女将さんと二人三脚、いつも笑顔で接してくれました。
ありがとう。

居酒屋「小さな魚がし」は、でっかい魚がしだった!
(photo:E03CA)