風と鳥の島 礼文島1日目〜移動〜

日本の最北端は宗谷岬、最北の離島は礼文島、そして礼文島スコトン岬のさらに北にはトド島がある。
是非、トド島に上陸してみたい…と、2年前から思っていた。

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7月20日 9:15の稚内行き。
飛行機は早割で予約していたので往復で47,540円。
沖縄などと違ってツアー料金も高いので、気軽に行ける場所ではない。
ちなみに、札幌からバスで稚内に行く場合は6時間かかり、料金は6,000円(往復だと11,000円)。

礼文島は別名「風の島」と言われるくらい年がら年中風が吹いてるらしいので、行ってもカヤックを出せるとは限らない。
漕げるか漕げないかは五分五分、たとえ漕げたとしても荒れるスコトン岬、渡る途中に海流のあるトド島は難しいかもしれない。

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稚内空港へのアプローチ。下に見えるのは大沼。
最北の大地に降り立つのは、なんだかワクワクする。

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稚内から礼文島に行くフェリーの時間までは、4時間以上あるので、稚内市内を散歩することにした。
稚内駅は思いがけず近代的な建物でなんだかつまらない。
自分が行政の長だったら、日本最北の駅らしく趣のある建物にしたと思う。

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駅の近くから伸びる稚内中央商店街。金曜日だからなのか、とても閑散としている。
アーケードの所にはロシア語で店名が書いてある。
稚内港とロシアのコルサコフ港との間(169km)には定期航路があるが、昔と違い今ここを歩くのは船員さんが多いらしい。

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商店街の中にある食料品店で売っていた貝。
つぶ貝食べたい!

ちなみに食堂で食べるウニ丼は3,000円くらいで高い!
どうしてもウニ丼を食べたい時は、食料品店でウニ(1,300円くらい)を買って、コンビニで暖めてもらった白米にぶっかけ、醤油を垂らして食べるのがいいかも。

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稚内港のフェリーターミナル。
このターミナルもできたばかりらしく近代的で綺麗。でも、どこにでもあるような建物で旅心をかき立ててくれはしない。

多くの旅行客が長い時間ここで待つのだから、利尻島や礼文島の案内ビデオや資料を見られるようにするとか…いろいろなサービスがあってもいいと思う。

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低くたれこめた雲の下に礼文島の姿が見えてきた。
雲は所々で薄くなり、その隙間をついて北の太陽が暗い海原を照らしている。
ドキドキ・ワクワク感が盛り上がる。

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礼文島の東海岸。
海岸線にそってある道路沿いには思ったよりも沢山の住居がある。
当初、礼文島一周も考えてみたが、やっぱり東海岸を漕ぐ必要は無いと再確認した。

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宿の人には、予約の時にフェリー乗り場まで迎えに来てもらえるように頼んでいた。
ワンボックスカーで船泊に移動すると、そこには沢山の花が咲いていた。

礼文島は「花の島」でもあり、日本全国から沢山のハイカーがやってきている。
ただし、自分が綺麗な花を目にするのはこれが最後になるかもしれない。

宿の玄関には、ゆうパックで送っておいたウィスパーが届いていた。
自宅の横浜からここまでは2,200円だから、沖縄に送るよりも300円だけ安い。

ただ、先日交換したプラスチックバックルが割れてしまいバックルとして機能しなくなっている。
ん〜やっぱりこの場所は力のかかるところだから、バックルの一部をカットして取り付ける方法はよくないのかなあ…。
ちなみに、この件は配達をした郵便局の人から事前に電話で連絡を受けていた。
「私の不注意で壊してしまいすみません。」
と平謝りだったが、すぐに壊れちゃうような修理をしたのはこっちの方なので恐縮してしまった。

それにしても、こういうことを正直に報告してくれる郵便局の人は感じがいい。
どこかの電力会社の人達も見習ってほしい。

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部屋に入る前に、宿の前の海岸に降りて出艇場所を確認した。

宿の前には公園の駐車場があり、カヤックの組立には申し分なし!
そこから少し降りた海岸は白い砂浜の先に穏やかな海が広がり、スコトン岬の先にはトド島が見える。
ただ、ここ数日吹いているという東風はこの時間になっても7〜8メートルくらいはありそうだ。

後で宿の人に明日の予想を聞いてみた。
「波は1.5メートルくらいだけど、この辺りの海は大変だよ。」
とのこと。
風もあるし…ルートを変更しゴール予定の元地から北上した方がいいかもしれない。

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砂浜の一部は貝でびっしりと覆われていた。
宿では「穴開き貝」と称して、収集用の袋を渡しているが、この穴はツメタ貝の様な巻貝が二枚貝を食べた時に開ける穴。
でも、穴に紐を通して飾りを作るには便利かもしれない。

(2日目につづく)