がんばって城ケ島

早いもので今年も8月。
もう一年の半分以上過ぎてしまった。

世の中は夏休みまっただ中で、三浦カヤッカーにとっては苦難の時期。
砂浜は海水浴場と化し、人が溢れ、駐車場ではオバさんが折りたたみの椅子に座っている。
こんな時は、思い切って日本海側へ遊びに行くのが正解かもしれない。


久しぶりに城ケ島に行ってみた。
よくツーリング時の昼飯でお世話になった「はまぎく」さんは、残念ながら閉店してしまったらしい。
その他にもシャッターが下りてしまった店が沢山ある。
城ケ島はお客さんの呼び込みがうまくいっていないのかもしれない。

昼飯は、1年ぶりにマグロの漬け丼で有名な「そば新」さんへ。
昼時だというのにお客さんが誰もいないので、オヤジさんと話しをしながら絶品の丼をいただいた。

「ボートの航行が禁止されても相変わらずジェットが飛ばしていて、海水浴のお客さんに迷惑をかけているんですよ。海上保安庁も何も言わないし…事故が起こらないといいんだけど。」
「カヤッカーは何も悪い事してないのに、城ケ島に来づらくなってしまいました。」
「港則法を変えて、もっと外部の人達が利用しやすくしないとダメなんだけどねえ。」

足の悪かった奥さんは、病気が悪化し4月から休んでいる。
もう顔を見れないかと思うと寂しい。

IMG_6234.jpg 赤羽根海岸は、台風の影響でウネリが入っていた。
ひょっとしたら…と淡い期待を抱いてスノーケルを持って来たけど…すっぱり諦め、帰りの渋滞が始まる前に帰途へついた。


城ケ島はどうなってしまうんだろう。

白秋海岸では、キャンプやバーベキューが禁止されている。
しかし、近くに無料の駐車場があるので、バーベキューをやりゴミをそのまま捨てていくマナーの悪い利用者が後を絶たなかった。
今年、県から委託された民間の業者が入り管理を始めている。
もし、この試みがうまく行かなければ、この場所は有料でしか利用できなくなるだろう。
そもそも海岸にゴミを捨てていくような奴は海に来るなと言いたい。
そんなマナーの悪い一部の人達の行動で、本来は不要な規則が作られ、私達の生活が窮屈になってしまう事に気がついてほしい。

それと、もっと島の良さを生かして、船で来島できるようにしてみたらどうだろう。
以前は油壺の荒井浜と城ケ島の間で観光船が往復していた。
これが復活すれば、油壺で水族館を楽しみ、船に乗って城ケ島に移動して食事をする…なんてこともできてしまう。
あと、島の東側でも安く入れる温泉とかがあるといいなあ。

三浦半島は狭い。
行政区分で言うと、逗子市、横須賀市、三浦子で分かれているけど、城ケ島を含む西海岸で「遊びの連携」を計れば、点ではなく面で楽しめる様な気がする。