赤潮の意味 〜三戸浜から逗子〜

9月最初の週末。
ここ数日は、日本列島に沿う様に居座っている前線の影響で、天気がコロコロと変わってしまう。
でも、今年最後の歌舞伎が行われる福島の檜枝岐では、なんだかんだで今年も雨は降らないだろう。

海況の良さそうな土曜日の朝も、起きてみると曇り空で「のんびり朝飯でも食べますかね」という感じにテンションダウンだ。

ところが女心と秋の空よろしく空には青空が広がってきた。
だいぶ出遅れてしまったけれど、大急ぎで準備を整え駅に向かった。

三戸浜

三崎口駅でビールと海苔弁当を仕入れ三戸浜に着くと、無料になった駐車場にはすでに沢山の車が停まっていた。
乗って来た人達はどこ?と思ったら、ちょうどツアーの人達が浜から出艇するところだった。
夏の喧騒が去った浜には、草地の上で日向ボッコをして寝転んでいるオジサンがひとり、それと2人乗りの小さなレジャー用ボートを持ってきた家族だけ。
静かでとってもよろしい。
ただ、風がないせいか思ったよりも蒸し暑い。

三戸浜

4ヶ月半ぶりに三浦の海に浮かんだ。
なんだかもっと久しぶりの様な気がする。
今日は、小田和湾を越え、"夏の喧騒が終わっているはず" の逗子までワンウェイ。
ビールを飲みながらノンビリと夏の終わりの海を漕ぎ渡って行こう。
いつも忘れる日焼け止めローションもバッチリ塗って、ウェアはもちろんパタロハ。

黒崎の鼻

黒崎の鼻に続く丘の上には、いつも気になっている別荘(?)がポツンと1軒建っている。
きっと24時間365日素晴らしい眺めだろう。
でも、海から見るその建物は映画「天国と地獄」のお金持ちの館の様で、この場所では異物に見える。

黒崎の鼻下の海岸には沢山の子供達がいて、ちょうど数艇のシットオンカヤックが海に漕ぎ出したところだった。
子供達と手を振り合う。

荒崎

荒崎まで来ると、PFDのポケットに入れた携帯が震えた。画面を見ると仕事の電話だ。
ふむ…
そういえば、前回もちょうどこの場所で仕事の電話がかかってきた。
三浦キャンプも悪くない 1日目〜三戸浜から葉山〜

荒崎 ドンドン引き

釣り人を避けながらドンドン引きに入ってみる。
ここは、もう少し深かったり、そのまま通り抜けられると面白いんだけどなあ。
ちなみに、一番奥には小さな砂浜があるので上陸可能。

荒崎の駐車場下にある磯にも沢山の家族連れが来ていた。
黒崎の鼻でもココでもスノーケルしている人が多いので、今年はまだクラゲが出ていないのかな?

小田和湾を横断していると、向かう先にオレンジ色の帯が数カ所ある。
近づいて行くと…

小田和湾 赤潮

赤潮だあ!

これまでも赤潮には何度か遭遇した事がある。
でも、これだけ赤いのは初めて見た。
あ〜気持ち悪い。

赤潮は生活排水が関係していて、あまり綺麗な海では発生しないと思っていたけど、実際はどうなんだろ?
地球温暖化−赤潮

佐島から長井にかけては沢山の漁港がある。
漁獲高は年々減っていると聞くのでちょっと心配。
調べてみると、小田和湾は千葉の館山湾に次いでアマモの群落が多い所らしい。
アマモは、汚れた海を綺麗にし幼魚を育てる場所となるので、横須賀市には頑張って下水道を整備してもらい、豊かな小田和湾に戻して欲しいものです。
アマモ回復作戦

長者ヶ崎長者ヶ崎

長者ヶ崎に近づき、海の色が変わってきた。
芦名からここまでの間、SUPは何人もいるけど、シーカヤックはゼロ。

葉山 長者ヶ崎

いつもの浜に上陸して遅い昼飯にする。
シットオンやSUPの人達はいるけど、ここでもシーカヤックはゼロ。

葉山 森戸 真名瀬

15時半の満潮に向け潮位が高いので、柴崎も森戸神社下も岸べたで行く。
ここでもバーベキューの人がいっぱい。シーカヤックはゼロ。

葉山葉山

葉山マリーナを通過し鐙摺漁港の近くまで来ると、練習中の沢山のディンギーをかき分けるように何隻もの漁船が戻って来た。
一隻だけスピードを落とした船があったけど、ほとんどが猛スピードのままイッキに漁港まで向かっている。
大きな引き並みでディンギーの連中やそれをサポートしてる数隻のヨット、そして我ウィスパーもグラングランだけど、ここは毎回こんな感じで事故は起こらないんだろうか?
ちょっと心配。

逗子海岸

逗子海岸に到着。
ふむ…"夏の喧騒が終わって" いなかった。
いつもの場所は、取り壊した海の家を運ぶ軽トラックが行き来し、何かのイベントで集まった外人で溢れかえっている。
場違いな場所に上陸してしまった自分としては、一刻も早くこの場から立ち去りたい。
ビールを持った外人が近づいてきた。

「これはフォールディングカヤック?」
「そうですよ」
「どこのやつ?』
「カナダのフェザークラフトです」
「僕はファルボットを持ってるよ」

ただでさえ英語が苦手なのに、酔っぱらいのゴニョゴニョした英語なんてわっかりません。

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