幸せ継続 -iPhone 5c-

私が使っているケータイ(スマホ)は、2013年の11月に機種変更で購入した「iPhone 5c」である。
幸せの色あせた黄色いiPhone -iPhone 5c-

一度のスクリーン破損、一度の水没未遂事件を経ながらも日々活躍している。
昨年の9月に「iPhone 6」が発売を開始されたものの、大きく薄くなったニューモデルにはまったく魅力を感じなかった。


今使っている5cは、今年の11月に2年が経ち、機種代金の月賦が終わる。
しかし、現在のケータイ各社の料金システムは、なんともうまくできていて、機種代金の月賦が終わってもその分料金が安くなるかというと…、そうはならない。
なぜかと言うと、auの場合「毎月割り」という割引が終わってしまうからだ。

ふむ…
そうなると、2年間使った "古い" スマホを、これまでとほぼ同じ料金で使い続けるか、新品に機種変更するか…という選択をしなければならない。
6もしくは、これから出るであろう6sとか7が魅力的であれば、なにも悩む事はなく、そりゃ〜もう機種変更で決まり!
しかし…6はでかくて持ちづらいし、またLIFEPROOFを買わないといけないし、なにより薄いのでPFDのポケットに入れたまま再上艇などしようものなら、ポキっと折れてしまうような気がする。

選択余地なし!
気に入っている5cをそのまま使えば、いいのである!新品にして!

そうと決まれば、5cの在庫が無くなる前にauショップに出向くしかない。
事前にチェックしたauのオンラインショップでは、16Gの黄色はすでに "在庫無し" と表示されている。
まずい!
黄色以外は嫌なので、会社を少し早めに出て地元のauショップに向かった。

「本日はどのようなご用件ですか?」
「いま機種変更をした場合の料金を知りたいんですが。」
「どの機種をご希望ですか?」
「iPhone 5cの黄色はありますか?」
「えっ5cですか?ちょっとお待ちください…(しばし待つ)…16Gならあります。」
「はい。ではそれで!」

「同じやつに機種変更する人っていませんよね〜?」
「そうですね〜いないですね〜(ニッコリ)」

何度も落下させ「傷だらけになった黄色いiPhone」は無事下取りに出され、30分後「まっさらな黄色いiPhone」がやって来た。
これで後2年間は幸せでいられる…はず。

iPhone 5c