変わる沖縄、変わらない人達 〜備瀬〜

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昨夜は車中泊。
窓を閉め切って寝たら思ったよりも暑くてまいった。
1時間毎に暑さで目が覚め、その都度エアコンで車内を冷やしてからまた寝る…という繰り返し。
最近の車は自発光式メーターを採用しているので、エンジンをかけるとメーターパネルが光ってしまう。
昔の車は、スモールをONにしないとメーターは光らなかったのに…と昭和生まれ丸出しの憎まれ口をたたきながら、バティックをダッシュボードに被せた。

今日はカヤックを出さない。
備瀬でスノーケルした後、どこかで沖縄そばでも食べて那覇に帰ろうと思う。
ゆうパックの発送は17時。

備瀬

備瀬に向かうと、美ら海水族館の先に大きなホテルが建っていた。
うわっ!! こんなのが建っちゃったんだ…とビックリしながら走っていたら、備瀬の部落へ入る道を見落としてしまった。
地図を見ると、どうもホテルの脇から入るらしい。
Uターンして、来た道を戻るとホテルの横に綺麗な道があり、その先に見慣れた景色が続いていた。

岬の先端にあった駐車場が有料になってからは、車をトイレとシャワーがあるフクギ並木の入口に停めている。
レンタルサイクル屋さんがある素朴だった空き地にも誰かの銅像が建ち、新しくできたホテルがドドーンと見える。
ふむ…少し寂しい。
このホテルは2014年7月にオープンしたばかりで、Googleのストリートビューで見ると工事中の様子が見れる。

備瀬備瀬3年ぶりに来た備瀬の海。
なんだか魚の数も種類も少なくて、以前の様なワクワクする感じがない。

備瀬1時間ほどで海から上がり、駐車場の管理をしているオジサンと少し立ち話をした。

「久しぶりに来たら、大きなホテルができててビックリしましたよ〜。何か変わりました?」
「あ〜…いいことあるかなと思ったけど、あまり良くないね〜」

もの静かで口数の少ないそのオジサンは、寂しそうにうつむきながら「ありがとね」と言って、仕事に戻っていった。

IMG_1616.jpg車に戻る途中、お土産物屋さんのガラスに反射した光が道を照らしていた。
なんだか魚に見える。
フクギ並木の中では、タキシードとウエディングドレスを着たカップルがカメラマンに連れられて写真を撮っていた。

シャワーを浴び、さっぱりしたところで帰途につく。

高速道路は使わず、のんびりと58号線を走って行く。
喜瀬の辺りでは、基地の辺野古移設を反対する人達が炎天下で頑張っていたので、手を振って激励した。

沖縄ソーキそばお腹がすいたので、道路沿いにあった沖縄そばの店に入ってソーキそばを注文。
こんなのが出てきた(^^;
どうやって食べる?
とりあえず骨から肉を剥がし、そばに乗せて食べてみた。


那覇のホテルに戻ってシャワーを浴び、カヤックの発送を済ませた。
さて、沖縄最後の飯でも食べに行こうと、ホテルを出ようとしたところで、ホテルのスタッフから声をかけられた。

「このホテルのオーナーが変わるの知ってますか?」
「えっそうなんですか?知らなかったです。」
「スタッフに知らされたのもつい1ヶ月前でびっくりしました。料金が少し高くなるかもしれません。」

このホテルは、価格も安く居心地がいいので、沖縄に来た時はいつも利用していた。
価格が変わってしまうと、今までのようには利用できないかもしれない。

IMG_1635.jpg最終日の晩飯は、行きつけの沖縄料理屋で食べることにしている。
今回の来沖で、その店に行くのは3回目。
水曜日に行った際、自分の指定席に座り、お決まりの島らっきょとモズクの天ぷらを食べながら生ビールを飲み終わると、頼んでもいないのに泡盛のボトルが出てきた。
ラベルには自分の名前があり、2年以上前の日付が書いてあった。
そのボトルは今日で飲み終わる。
残念ながら、次回来た時は過去の自分からのプレゼントは無い。

20時少し前に店を出ると、外はまだ明るかった。

IMG_1663.jpgIMG_1664.jpg翌日、帰りの飛行機からは本島の様子が良く見えた。

恩納村の辺りは思ったよりも狭く、今にも2つの島に別れてしまいそうだ。
辺野古周辺の海上に張り巡らされたブイは、飛行機からも確認できた。
そして、土曜日に撤退した古宇利島の辺りは、今日も素晴らしい色の海が広がっていた。
たった2日前の事なのに、妙に懐かしい。
今度沖縄に来る時は何が変わっているだろう。
また新しいホテルや道ができているかもしれない。
でも、沖縄の人達は変わらずこう言ってくれるに違いない。
「やあ〜久しぶり!いつ来たあ〜?」
はい。
また来ますよっ。