抜駆けの夜 北海道2日目〜積丹・札幌〜

昨夜の宴会は、途中で用意していた酒が無くなり、酔っ払って正体不明になったブチョウが部屋着のまま近くのコンビニまで追加の買い出しに行ってくれた。
外の気温は4℃。
ブチョウとすれ違った人は「なんて寒さに強い人なんだろ!」と思ったことだろう。

ホテルノルド小樽2日目の朝、例によって早朝の散歩に出かける。
泊まっているホテルの正面玄関から快晴の空を見上げてみる。今日の天気は午前中だけ晴れで、午後からくだり坂、夜は雨になるという。
昨日の坊主の活躍を見る限り、今日も傘をささずに過ごせるはずだ。

小樽運河ウィキペディアによると、小樽という地名は、アイヌ語の「オタ・オル・ナイ」(砂浜の中の川という意味)に由来している。
北海道では「◯◯◯◯ナイ」という地名をよく見かける。「ナイ=川」なので、自然豊かな山と川が身近にある土地が多かったからだろう。
しかし、「オタ・オル・ナイ」というのは現在の小樽ではなく小樽内川の河口付近についた名前で、「クッタルウシ」(イタドリが生えるところという意味)というのが小樽の元々の地名になる。
ちなみに「イタドリ」というのは竹に似た植物のこと。

小樽の運河は、船から貨物を下すために海と陸との間に作った水路の名残りで、使われなくなった後は埋め立てて道路にする計画があったらしい。
運河の保存を希望する市民と、全て埋め立てて道路にしたい役所の間で大いにもめたが、半分だけ埋め立てるという妥協案で決着がついた。
今では、残された運河の景観が観光客を呼び寄せている。いつの時代も役人は先を見る目がないんだなぁと思う。

小樽港 第三埠頭小樽港 第二埠頭小樽港は、1899年(明治32年)に開港した巨大な港で、大型のクルーズ客船も寄港している。
上の写真は第三埠頭、その下は第二埠頭。

大同倉庫 サイロ大同倉庫の飼料用サイロ。
小樽は港町ということもあり、どことなく横浜の雰囲気に似ている。
歴史的な建物もたくさん保存・活用されているので、自分的には好きな街だ。


今日は、レンタカーを借りて積丹半島の神威岬に行く。
運転はシュニンがやってくれるので、昼飯の時はビールでも飲んじゃおっかなぁ〜と思っている。
小樽レンタカーで借りるのは大型のワンボックスカー。私が手続きを行っている間、みんなは先に車に乗って待っている。
テキパキ感の全く無い手続きが終わり、後ろの席に乗り込もうとすると、すでにブチョウと女性陣が陣取っていた。
そかそか助手席ね…とドアを開けようとするとすでにシュニンが座っている。
あれ?
「運転はチバさんで〜す。」
「えっ!!??」
当然ながら、私の昼飯ビールは無しである。

神威岬 女人禁制女人禁制の門など全く目にはいらぬかのように、悠然とくくぐり抜ける女性陣二人。
年齢的に大台が近い二人は、無意識のうちに何かしら赤いものを身につける習慣があるのかもしれない。
神威岬は、駐車場から岬の先端までゆっくり歩いて20〜30分。景色がいいのであっという間に着いてしまう。

神威岬神威岬右手に水無しの立岩を眺めながら、見晴らしのいい尾根道を歩いて行く。
風が強く、薄着で歩き始めてしまった事を後悔した。

神威岬神威岬積丹半島は、カヤック仲間のタケさんとキッカー二人がお気に入りの場所。
残念ながら今回はカヤック旅ではないし、そもそも今日は風が強いのでカヤックはダメなんだけど、この海に浮かぶ自分をイメージしてみた。
ここは絶対に来るべきフィールドである。
曇り空ということもあり、楽しみにしていた積丹ブルーは残念ながら見れなかった。


レンタカーを返し、今夜の宿がある札幌へ移動。
16時過ぎに中島公園の近くにある高層ホテルにチェックインした。
夕飯は、シュニンのセッティングで札幌在住の旧友も誘ってジンギスカン。店の予約は19時からということなので時間はたっぷりある。
他のみんなとは直接店で合流することにして、夕飯前にこっそり一杯ひっかけることにした。
シャワーを浴び外に出ると、女性陣も散歩に出てきた。なにやら抜駆け作戦を見破られてしまっているようだ。
雨予報なのに雨は降っていない。

明日は、昼飯の場所と時間だけが決まっている。
場所は時計台の近くの寿司屋。真正面に時計台が見える席をシュニンが予約しておいてくれている。
…一杯ひっかける場所を決定した。

札幌 時計台IMG_7112.jpg女性陣共々その寿司屋に入店。
明日食べることにしていたウニとボタンエビ、店お勧めの夜メニューを肴に熱燗をキュイっとやる。

予定通り19時にジンギスカン屋さんに到着すると、男性陣3名はすでに宴会を開始していた。
ウニとボタンエビを食べた後でも、北海道のジンギスカンは最高に美味い!
食事が終わると、まるで事前に示し合わせたように同じカッコ(白いパンツに深緑のダウンジャケット)をしたシュニンと札幌在住の旧友二人は、スキップをしながらススキノの方向に消えていった。
残った四人は例によってコンビニで買い出しをして、ホテルの部屋で二次会(私と女性陣は三次会)をスタートさせた。

(3日目につづく)