2019年

『タイムマシン』1960年
『2001年宇宙の旅』1968年
『惑星ソラリス』1972年
『スター・ウォーズ』1977年
『ブレードランナー』1982年
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』1985年
『コンタクト』1997年
『13F』1999年
『アイランド』2005年
『オブリビオン』2013年

私たちの年代で好きなSF映画を上げる時「ブレードランナー」と言う人は多いだろう。
1982年に公開された時、私は25歳。
それまでに観ていたSF映画の最高傑作「2001年宇宙の旅」とは全く違う雰囲気で、とても強烈な印象を受けた。

bladerunner1.jpgbladerunner2.jpgそして最近、CSで「ブレードランナー」のファイナル・カット版が放送され、この傑作映画を久しぶりに観ることができた。
不思議だったのは、今観ても当時と全く同じ世界観に浸ることができたこと。
ただ、一点だけ違った印象を持ったのは、この映画の舞台が2019年のロサンゼルスだったことだ。
今から15年前の2001年、「2001年宇宙の旅」のような世界は来なかった。
そして、後3年で2019年になるわけだけど「ブレードランナー」のような世界には絶対にならない。

「ブレードランナー」の主人公であるデッカー役は、「スター・ウォーズ」のハン・ソロ役から5年後のハリソン・フォード。
1981年に公開された「レイダース/失われたアーク」といい、彼ほど殴られたり痛めつけられる役を泥臭く演じられる役者はいないと思う。