大人の三次会 尾瀬2日目〜見晴から鳩待峠〜

P9050039.jpg尾瀬2日目の朝、出発は5時半。
清々しい朝靄の中を歩き、いつも通り竜宮小屋の先にある木のベンチで朝飯にする。
隊員達は、昨日の7時間半に及ぶ大宴会などなかったかのように元気いっぱい。
それにしても、歩行時間3時間45分、宴会時間7時間半という時間配分はどう考えてもおかしい。
標高差1000メートルの登山は「ムッリー」と即答するくせに、疲れるはずの連チャン宴会は「オッケー」となるのが不思議である。

P9050056_20160905.jpgP9050063.jpg出発が30分遅かったようで、思ったよりも早く陽が登りきってしまった。
雨マークが並んでいた今回の遠征は、連日快晴に次ぐ快晴。
外で朝飯が食えるのは嬉しい。

P9050074.jpgP9050085.jpg朝飯の後はヨッピ橋を経由し、少しだけ遠回りして鳩待に向かう事にした。
少し風があるので、池塘に映る燧岳はぼやけている。
燧岳から見晴に下る見晴新道は、2013年に発生した台風18号の影響で登山道が流失していたが、つい最近開通した。
しかし、昨日その道を下ってきたパーティに話を聞いたところ、崩れている所があったりぬかるみが酷いらしい。
当分は、そんな状態である事を覚悟して通行するしかない。

オゼミズギクオゼミズギク
コウゾリナミヤマアキノキリンソウ
エゾリンドウエゾリンドウ
ニリンソウニリンソウ

花が少ない時期ではあるけど、"人気の花" ではなくても、木道の脇でこんなふうに咲いていてくれるだけで嬉しい。

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鳩待では、バス乗り場が変わっていた。
以前は、休憩所前の広場で乗り降りしていたが、現在は200メートルくらい道路を下った駐車場になっている。
戸倉到着後、温泉でさっぱり&ビールをしてから、路線バスで沼田駅に向かった。
電車待ちの時間でまたビール。

そして、高崎駅で湘南新宿ラインのグリーン車へ乗り換える。
全員がホーム上でグリーン券を買い終わると、小田原行の発車時間まで5分を切っていた。
あれだけ沼田駅で時間があったのに、湘南新宿ラインで飲む酒は誰一人一滴も買っていない。
ここは一発、横浜線八王子駅において、あずさ号への乗り換えが1分でできる山岳会きっての韋駄天男(私のこと)の出番である。
アルプスまでの道 北八ヶ岳1日目〜プロローグ〜
風のようにホームの階段を駆け上がり、中央通路にある売店に突入。各自の好みに合う酒を瞬時に見つけ出し、最適な量をカゴに入れてレジ待ちの列に並んだ。
レジの順番がきた。
「全部一緒でいいですかぁ〜?」
「はい!!」
「ピッ......ピッ......ピッ......」
まるで、スローモーションビデオを見ているようなスピードで、商品をレジ袋に入れている。
「あ〜〜っ僕がやりますね!!」
まるで、チャップリンのトーキー映画のようなスピードで、商品をレジ袋に詰め込んだ。
ホームへの階段を駆け下り、小田原行のグリーン車に飛び乗ると、会員達はボックス席が2つある席に陣取っており、息つく間もなく、個室宴会場での三次会がスタートした。
どこかに隠し持っていたツマミが次から次に出てくる。
そして、酒やツマミがなくなっても、女性ウェイトレス(客室乗務員)に言えば困ることはない。
完璧である。

はてさて、年内に "ちゃんとした登山" は行われるのだろうか?