大人の登山計画

IMG_3326.jpg8月も中旬を過ぎたある日…
山に行かない山岳会からの連絡は、いつも飲み会のお誘いばかり。
そうは言っても、そこは山岳会の役員連中。
そのうち、北アルプス縦走計画や、槍ヶ岳完全制覇などの計画が通達されるだろうと首を長くして待っていた。
しかし、待てど暮らせど、一向に連絡がない。
そんなこんなで、今シーズンもすでに終盤となり、9月中旬からは、紅葉のバカ混みシーズンに突入してしまうというとってもマズい状況となってしまった。
こうなったら一番下っ端会員の私から計画を発表するしかない。

「秋の白馬遠征」
栂池公園〜白馬大池〜小蓮華山(ピストン)〜蓮華温泉のワンウェイです。
初日は歩行時間が少ないので、それほど早く出発しなくても大丈夫。
2日目は時間が長いので、ゴール地の蓮華温泉で打上げし、翌日に公共交通機関で栂池公園に戻ってから帰宅します。
木曜日の白馬大池山荘はそれほど混まないと思いますが、金曜日の蓮華温泉ロッジは混む可能性があります。
蓮華温泉ロッジではお風呂に入れるので、2日間キャンプでもいいかもしれません。
今年の秋は大雪渓が通行できないので、白馬岳には登りません。
静かな北アルプスを楽しむ登山です。
白馬岳は初夏に大雪渓を登って行きましょう。

「仙丈ヶ岳登山計画」
南アルプスの女王と呼ばれる仙丈ヶ岳を楽しむプランです。
1日目の朝早く出発して、8時5分のバスに乗ります。(もし早朝の出発が難しければ、その次のバス10時5分)
仙丈ヶ岳は日帰りする人が多いですが、2890m地点にある仙丈小屋に一泊して翌日下山します。

「燕岳登山計画」
北アルプスの入門コースでありながら花崗岩が露出した山頂は独特の雰囲気があります。
また、標高は2763mですが山頂からは真正面に穂高連邦や槍ケ岳を見ることができます。
登山者の間でも人気のある燕山荘に一泊して翌日下山します。
運が良ければ富士山やライチョウが見れるかも。

どの計画も9/21(木)〜22(金)の平日に行く、大人の登山計画である。
しかし、役員連中(2人)は、共に平日に休むことができないとのことで、私と女性陣2名の計3名で「仙丈ヶ岳登山計画」を実行することになった。
後は当日の天気がいい事を祈るだけだ。
…と思っていたら、祈らなければならないのは天気だけではなかった。

なんと女子2号が原因不明の「顔面片側だけふくれっ面症候群(病名は仮)」を発症し、2週間のドクターストップがかかってしまった。
諦めきれずに粘る女子2号に対して、ドクターからのアドバイスは「3000m級の山に行くなどもってのほか」。
こういう時に限って、天気は穏やかな秋晴れ快晴の予報である。
計画は、10月の第1週に延期されたが、相変わらず役員連中は都合がつかない。
また、病み上がりの女子2号に標高差1000mの登山はどうなんでしょ?!…という事で計画を変更。

「秋のリハビリ白馬遠征」
紅葉真っ盛りの栂池公園〜白馬大池〜蓮華温泉をワンウェイで移動し静かな北アルプスを楽しむプランです。
ゴール地の蓮華温泉で打上げし、翌日に公共交通機関で栂池公園に戻ってから帰宅します。
蓮華温泉ロッジではお風呂に入れるので、重いザックを担ぐ元気があればキャンプでもいいかもしれません。
白馬岳は初夏に大雪渓を登って行きましょう。

「秋のリハビリ谷川岳遠征」
紅葉の谷川岳プランです。
天神平から観光リフトに乗って天神峠1502mまで一気に上がっちゃうこともできます。
その場合は、標高差440mの楽チンコースになります。
打ち上げはペンションでフルコースか、みなかみ温泉で食べ放題ブッフェとか。

「秋のリハビリ木曽駒ヶ岳遠征」
紅葉真っ盛りの千畳敷〜木曽駒ヶ岳〜濃ヶ池を周遊するプランです。
バスとロープウェイの運行間隔が広いので、現地近くに前泊し、十分睡眠を取ってから山に向かいます。

最終的に「秋のリハビリ木曽駒ヶ岳遠征」が採用され、10/4(水)〜5(木)で行くことになった。
後は女子2号の回復と当日の天気がいい事を祈るだけだ。
…と思っていたら、祈らなければならないのはそれだけではなかった。

(つづく)