どきどきレーシングカー体験

6月23日、今日はレーシングガレージENOMOTOさんが開催する「筑波サーキット ライトフォーミュラ体験試乗会」。
http://www.monodukuri-lightformula.com/archives/285

なんと、この試乗会に山岳会の女性陣2名と、元マラソンアスリートの新人男性1名が参加することになった。
還暦を過ぎても好奇心が旺盛というのは、若さを保つ秘訣なので、とっても素晴らしい意気込みである。
試乗するマシンは、たまに私が乗っているライト・フォーミュラ。
まぎれもない本格的なフォーミュラ・マシンだけど、初心者にも乗りやすい仕様で作られているので、全く心配ない。
しかし、ほとんど地面に座ってるようなドライビングポジションで運転するシングルシーターの車など、全員が初体験なので、筑波サーキットに向かう道中は、不安と期待がごちゃ混ぜになった雰囲気だった。
「マニュアルなんて30年以上運転してないんだけど大丈夫かなぁ」
「私は座ってみるだけでもいいんだけどぉ」
「私は見てるだけでいいかも」

P6230004.jpg新人が奥さんと二人で行った、一人100万円の四泊五日の屋久島旅行の話を聞きながら、予定通り9時前に筑波サーキットオーバルコースに到着。
すでに、マシンが4台準備されていた。
簡単なブリーフィングの後で、試乗会が開始。
今回はオーバルコースのインフィールドにパイロンを設置し、各自自由に走行する。

P6230011.jpgいよいよ山岳会女性陣の番がやってきた。
ヘルメットにファンデーションが付かないようにと被ったフェイスマスクの奥に見える目は、いつになく不安そうだ。
ところがどっこい、エンストもせずに発進し、スムーズにシフトアップを終えると、順調に周回を始めた。
それどころか、女子2号は前を走る新人をオーバーテイク。
楽しそうである。
女子2号は、一度の走行で満足したらしく15分間の走行でおしまい。
女子1号は、なんと二度目の走行でエンスト5回。どうもアクセルを踏んでいなかったらしい。

P6230016.jpg試乗会が終わり、筑波サーキットのパドック内にあるドライバーズサロンで昼飯を食べてから帰途についた。
帰りの車の中は、なんだか少し汗くさい。

予定通り打ち上げ会場の近くにある銭湯で汗を流し、「上州屋」で打ち上げ開始。
特大ビールジョッキから始まり、女性陣と私はアマダイの骨酒を一人一つづつ注文。骨酒用のタンポをがんがん空にしながら話が弾む。
「最後の方は横Gも感じたし、首を傾けた時バックミラーに写った自分のヘルメット姿がかっこいい〜って思ちゃったよ。」
「マニュアル車の運転って覚えているもんなんだねぇ」
「最初はどうなることかと思ったけど、運転できてよかったぁ」

二次会は鹿島田駅近くのイタリアン「クッチーナ・イル・テット」。
一次会で、アマダイがふにゃふにゃになるまで骨酒を飲んできたのに、ここでもサクッとワインを2本空けるこの人達が恐ろしい。