ビュイック リビエラの考察 -Buick Riviera-

連続で「LA LA LAND」の考察。
セバスチャンが住んでいるのはロサンゼルスのハモサビーチの近く。
その辺りのアパートは駐車場付き1ベッドルームの家賃が15〜17万円くらいするみたいで、海岸に近いともっと高い。
ビーチやジャズバーがあり、クラシックな雰囲気もあるので住むにはいい街かもしれない。
しかし、お金が無く安アパートに住んでいるという設定のセバスチャンにとっては、随分と高い家賃である。
ちなみに、セバスチャンの家からミアが働くハリウッドのコーヒーショップまでは車で1時間ちょっと、グリフィス天文台は1時間半くらいの距離にある。

buickriviera.jpgさて、セバスチャンが乗っている車は1982年の「ビュイック リビエラ -Buick Riviera-」。
V8 5.7リッターのエンジンを積んだ、いかにもなアメ車だ。
私も昔、V8 3.8リッターのクジラのような「フォード トーラス ステーションワゴン -Ford Taurus-」に乗っていたことがあるので、ボロロっとエンジンをかけ、コラムシフトのギアをローに入れて発進するという昔のアメ車のなんとも言えない感じが懐かしい。
そして、セバスチャンのリビエラはコンバーチブル。
いつでもオープンにして走っているし、パーティ会場で路駐している時も幌は開けたまま。
セバスチャンのことだから、自宅の駐車場に停めて置く時も幌はしていないかもしれない。
はて…ロサンゼルスってそんなに雨が降らないの?って調べてみたら、雨はほとんど降らないらしい。