圏外の旅 1日目〜子浦から富戸の浜〜

2018年11月最初の週末は、天気・海況とも好条件が続く予報。
久しぶりに「キャンプにおいでよ」という感じである。
windguruを眺め「そうかそうか、ずっと風が吹かないのかぁ」…てな事を考えてフムフムと一人頷いていたら、同じことを考えていた人間からメールが入った。
せっかくいい日が続くのだから、私は金曜日から伊豆に入りたい…てな事を考えていたら、もっと早くから伊豆に入る人間からメールが入った。

11月2日 金曜日、今日は子浦から出艇し、吉田の先にある富戸の浜でキャンプをする予定だ。
この時期は日没が早いので、キャンプ地には15時頃に到着できるように、時間を逆算して自宅を出発した。
漕ぐ時間は1時間ほどなので、14時に子浦を出発すればOK。

キッカーは昨日子浦に入り、今日は松崎で車中泊をするらしい。
ハマちゃんとは土曜日の夜にどこかの浜で合流する。
しかし、数日前に見ていた予報とは変わってしまい、今週末は曇り時々雨、土曜日からは北東の風がそこそこ吹きはじめる。
最近は直前で天候が変わるケースが多いので、油断禁物である。

子浦には予定通り12時半に到着。駐車場は祭祀で解放されていて今日まで無料。
カヤックを組み立てていると、最近(!!)新品のウィスパーを手に入れたという1人の男性から声をかけられた。
「今日はウィスパーじゃないんですか?」
「組み立てるのを横着して、今日はエアロナットです。」

PB020001_20181102.jpg組み立てが終わったカヤックを海岸に運ぶと、海に浮かんでいたエアロナットの男性が戻ってきた。
初めて見るエアロナットは、まるで未来からやって来たカヤックの様だ。そしてメチャクチャ軽い。
組み立てというかエアを入れる時間は、たったの5分らしい。
「風の影響はどうですか?」
「スケグがよく効くのでそれほど影響ないですよ。スピードも問題なくてリジットカヤックについていけます。」
フレームを持つスキンカヤックと違い、空気で膨らませだけのエアロナットは喫水線が低く、乗り込んだ人間は水上に浮かんだ状態になる。
どうな感覚なんだろう?水との一体感は感じられるんだろうか?

PB020008.jpgPB020009.jpgカヤックを組み立てている時は、Tシャツ1枚とショーツでも暑かったけど、海に浮かんだらラッシュ1枚だと少し肌寒い。
ちなみに、ボトムは穴の開いたお尻にダクトテープを貼ったKokatatのBoater Pantで、ネオプレンのソックスを履いて裾を閉めると、多少足を水に浸けても冷たい思いはしない。

PB020011.jpg気持ちのいい海が続く。
今日は金曜日なので、釣り人も少なく行き交う渡船も少ない。

富戸の浜台風の影響を心配していたけど、浜は以前と同じ感じだったので安心した。
ところが、携帯は、たまにポロっとアンテナが立つくらいで圏外である。あれ?前はもう少しアンテナが立ってたような気がしたけど…。
浜を歩き回ってアンテナが1本立つ場所を見つけ、仲間にメールを送った。

富戸の浜 夕焼け富戸の浜 夕焼け浜に着いてから1時間も経つと、あっという間に西の空が黄金色に輝き始めた。
そういえば2年前のこの週末もこの場所でソロキャンプをしていた。
仲間のいない金曜日

IMG_7442.jpgこの浜にはもう誰もやって来ない。
火を起こし、冷えたビールをやりながら料理を作る…と言っても、ほとんど焚き火にお任せなので手がかからない。
メインディッシュはキッカーに教えてもらった方法で焼いたチキンとモヤシ炒め。
ワイルドで美味しい。

携帯が圏外なので、明日以降の海況がわからない。
酔っ払って来たので電波を探しに行くのも面倒だ。

(2日目につづく)