ポールは持ったか?! 尾瀬1日目〜鳩待から見晴〜

4年前の夏、テントと酒が入った重いザックを背負って尾瀬に行ったことがある。
ところが、その時はテントポールを忘れてしまい、山小屋に泊まる事になってしまった。
今回は、"ぜったいに"忘れ物をしないよう指差し確認しながら、パッキングをした。
思い立ったら骨折り損

IMG_0959.jpg5時47分、順調に流れる関越自動車道の気温は23℃。
今日も明日も横浜では35℃を超える予報が出ているけど、私はこの後30時間は涼しい場所で過ごすことができる。

戸倉でマイクロバスに乗り換え、鳩待には8時30分に到着した。
久しぶりの鳩待は、マイクロバスやタクシーが発着する場所が変わり、休憩所から少し離れた駐車場になっていた。
今回のルートもアヤメ平から竜宮経由で見晴。

IMG_0974.jpg歩き始めて40分もすると、林を抜けて視界が開ける。
急ぐ旅ではないので、いくつかあるベンチの一つに腰をおろす事にした。
至仏の山肌を雲の影がゆったりと動いている。

IMG_0973_20190906.jpg今回のザックは、キャンプの時か食材(酒?)を山ほど運ぶ時専用のmacpac「トーレス -Torlesse- 65」。
ちなみに、ザックはこれ以外にmacpac「エクスプローラー -Explorer- 38」と「パックテクノロジー -PAC Technology- K2ソロ 26」を持っていて、使い分けている。
どのザックも、山ではほとんど見かけない。

IMG_0978.jpgIMG_0980.jpg向かう先に燧ヶ岳が見える。
登山道は勾配が緩やかなので、全く疲れない。
そして、空に向かって伸びている様に見える木道を登りきったところにアヤメ平がある。

IMG_0981.jpgIMG_0982_20190906.jpg天空の楽園…アヤメ平に到着。
燧ヶ岳の上を豪快な雲が覆っている。
アヤメ平では、木道が整備されていなかった時代に湿原が踏み荒らされてしまい、1969年頃から植生復元の作業が開始された。
私が20代の頃に訪れた時、ロープがはられ土色になった湿原にはむしろが敷かれ、植生復元中という看板が立っていた。
そんな無残な状態から50年が絶ち、湿原はほぼ復活したように見える。
長い間この活動に従事された方々には本当に頭が下がります。ありがとうございました。

IMG_0987_20190906.jpgアヤメ平から富士見田代に抜ける木道は、一部崩れていたがこれはすぐに修復されるだろう。

IMG_0993.jpgIMG_0995.jpgいつもの富士見田代で昼飯。
で、今回もワンパターンなタイカレーとパン。

IMG_0999_20190906.jpg見晴に到着し、キャンプ場の受付を済ませてから到着ビールで一人乾杯。
めちゃ美味し!!
最近はどこの山小屋でも生ビールが飲めるようになっている?

IMG_1002_20190906.jpgIMG_1006.jpgテント場はこんな感じでガラガラ。
テントポールはザックに入っていた。
テントを張り終え、原の小屋に向かった。
原の小屋は、20代から利用していた小屋で檜枝岐出身の星さんが経営していた。
別館の売店にいたアルバイトの若い女性に小声で話しかけた。
「原の小屋は経営者が変わったんですか?」
女性も体を乗り出し、小声で答えてくれた。
「はい。山と溪谷社になりました。」
噂で聞いていた通り、経営者が変わっていた。
ここでも一つの時代が終わったんだなぁ〜と少し感傷的になってしまった。

まだ飲み始めるには早いので昼寝し、夕方になってから食材を持って小屋の前まで移動した。
金曜日なので、小屋に泊まる人も少なそうだ。
ベンチにバティックを敷いてマイリビングを作っていると、見たことのある人が小屋に出入りしていた。
それは、今年の春に駒の小屋の前で道を訪ねたガイドさんだった。
一言挨拶する。

小屋の一番風呂をもらい、さっぱりしたところでビールから再スタート。
ワイン、熱燗と飲み進める。
ちょうど9年前の9月にも、この場所で飲んでいた事を思い出す。
その時と同じく、今日も快適である。

(2日目につづく)