久留和に来るわ 〜葉山周辺〜

ようやく8月が終わった。
天気も良く海も穏やかなので、1ヶ月半ぶりに海で遊ぶ事にした。
しかし、行き先は三浦。
ハマちゃんからも言われたが、"三浦しばり"から抜けられない。

IMG_0900.jpg9月になったとはいえ、まだまだ人出は油断ならないのでいつもより早めに行動。
6時ちょい過ぎに森戸北浜の駐車場に到着すると…何と利用料金が変更されている。
以前は、土日祝の最大料金は1,000円だったのに、「1」の上に「2」のシールが貼られている。
周辺の駐車場と同じような料金になっただけなので文句は言えないけど、夏が終わったらまた「1」に戻るんだろうか?
ちなみに、以前の料金表はコレ

さてどうしましょ?! 9月に入り520円になった葉山公園は8時開園なのでダメ。
仕方がないので、フォールディングカヤッカーには使い勝手が良くない久留和に行く事にした。

久留和では、すでに駐車場整理のおじさんが出ていた。
1,000円を払い、バカでかい駐車券をもらって入場。
久留和は、カヤックを組み立てる場所に困る。
駐車場整理のおじさんに聞いてみた。
「カヤックを組み立てたいんですが、どこで組み立てればいいですか?」
「道路使っていいよ。車が通れればいいから。でなければ、隣の車はしばらく動かないから車の後ろでもいいし。」
お言葉に甘え、駐車場内で組み立てる事にした。

IMG_0901.jpg海岸にカヤックを運ぶと、出艇の準備をしているフィッシングカヤックの人がいた。
「今日は釣れそうですか?」
「風がないのでセーリングができないから疲れそう。」
反対側にいたリジットカヤックのパドラーも「暑くなりそうですねぇ」と言っている。
確かに風が無い。

P9010005.jpg海上に出ると穏やかなウネリの上を爽やかな風が吹いていて、暑さは感じない。
まずは尾が島の裏へ。
行き先は決めていないので、とりあえず長者ヶ崎をかすめ、稲村ヶ崎を目指して漕いで行く。

P9010009.jpg途中で、カモメ達が集まりじゃれ合ってる様な光景に出くわした。
鳥山にしては小さいし、数も少ない…そ〜っと近づいてみる。

生き物達のリアルな世界を見させてもらった。
同じ場所にいられて幸せ。

P9010012.jpg名島…菜島、いつもどっちの漢字を使おうか迷う。
国土地理院やGoogleマップでは「菜島」と出るなぁ…と思いながらGoogleマップをよくみると、「名島」の文字もある。

najima.jpgコレが正しければ、鳥居のある大きな方が「菜島」で、灯台と水路を挟んだ森戸神社の前の岩礁帯の中の一部が「名島」ということらしい。
ちょっとスッキリ。

IMG_0904_20190901.jpg北浜に上陸して少し早い昼飯にした。
1組の海水浴客以外は散歩してる人だけで、いつもの静かな海岸に戻っている。

P9010014.jpgIMG_0905.jpg1時間半ほどのんびりして帰り道。
快適な海が続いている。
特に柴崎を過ぎてからの海は、色、ウネリ、風、空、光が織りなす雰囲気が最高。
パドルを置き、その場で漂いながらカメラとiPhoneで何枚も写真を撮ってみたのに、結局その時の雰囲気を表せた写真は一枚も無い。
やっぱりカメラを買い替えないとダメ?

久留和に帰還すると、海岸も駐車場も人だらけ、車だらけになっていた。
気温もぐ〜んと上がっている様で、海の上とは大違い。
その後もひっきりなしに車がやって来るので、駐車場のおじさん達は暑い中を走り回って車を誘導している。
おじさんに「30分くらいで僕は帰りますよ」と申告して、自分の車の前の道路を使って撤収。
帰り際に挨拶したら、暑さや忙しさで大変だろうに「また来てねぇ〜」と言われた。
とっても気持ちがいい。
これだったらいつも駐車場代がかかってOK。
久留和のイメージがだいぶ変わった。
「はい、また来ます。」

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