ハニーとジョアン -João Gilberto-
15年ぶりに冷蔵庫を買い換えた。
家族が少なくなったので、370リッターから270リッターへの超ダイエット。
ふむ…私のダイエットも15年かかるんだろうか?
冷蔵庫の到着時間が12時〜14時とアバウトだったので、土曜日だというのに自宅で待機しなければならない。
暇なのでfacebookにアクセスしてみたら、タイムラインにこんな案内が流れてきた。
それは、7月6日に亡くなったボサノヴァの生みの親「ジョアン・ジルベルト」を追悼するイベントだった。
ボサノヴァの歴史や歌い手については詳しくないけど、私のmacのライブラリには何枚かのアルバムが入っている。
そもそも、ジョアン・ジルベルトという名前を知らなくても、「Chega De Saudade(想いあふれて)」や「イパネマの娘」という曲は誰もが一度は聴いたことがあるはずだ。
速攻で主催者に連絡して、無事参加できる事になった。
イベントの開始時間は17時30分。
私は飛び入りの参加のため食事は付かないので、少しだけ早めに三崎入りし、やきとり屋で腹を作ってから会場に向かう事にした。
最近は寿々木の暖簾をくぐることが多かったけど、今日は音羽。
久しぶり食べる音羽のレバーは、やはりどこにもない絶品レバーだった。
きっかり30分でビールを一本空けて音羽のカウンターを離脱。
今回のイベントを企画してくれた藤沢氏の店では、料理を担当する國光シェフが奮闘中。
裏路地では、スナックハニーの看板が素晴らしい雰囲気を醸し出している。
5月に紹介したセニョールと今回のハニー…いつかそのドアを開ける時はあるんだろうか?
⇨セニョールとキャンプ
イベントの会場になっている「ミサキドーナツ」は、予定よりも30分以上遅れて開場。
私は事前予約組の皆さんが受付を済ませた後に、しんがりで入ったにも関わらず、なかなかいい席にありつくことができた。
ミサキドーナツの2階は、建物の外観とはイメージが異なり、古民家風の内装でほっこりする雰囲気。
ブッフェスタイルの料理とお酒をやりながら聞く講師さんの話しは、ところどころで初期の曲を流してくれたり、日本公演でのビデオを観せてもらえて楽しかった。
ワインが足りなくなったので、休憩時間に藤沢さんとワインの補充へ。
店の冷蔵庫からワインを取り出しながら…
「こんなに出しちゃって明日足りなくならないかなぁ?」
「ちゃんと残しておいてくださいよぉ」
藤沢さん、ありがとうございました。
(あとがき:2019-9-14)
映画を観てきた。
ジョアン・ジルベルトの変人っぷりを語るインタビューが楽しかった。