コロナの平日
収束の目処が全く立たない中、私は居酒屋に繰り出す事も出来ず、ストレスが溜まるばかり。
ならば、天気のいい日にキャンプに行くのは文句あるめぇってことで、仕事をやっつけた金曜日の午後、三浦に向かった。
缶ビールをプシュっと開けたところで、仕事の電話がかかってきたので少しだけ諸磯事務所で仕事をこなす。
この場所に来たのは1年半ぶり。
⇨焚き火デイキャンプ
ところが、テントを広げられる場所が無いくらい、海岸の草地一面にガラス片が散らばっている。
焚き火の残骸が残っている状況からすると、ここで飲み食いしていた連中が、そこかしこに瓶を投げつけて割ったように見える。
いつやったのかはわからないけど、マナーの悪い連中が真冬に来るとは思えないので、最近のことなんだろう。
ふむ…このままじゃテントも張れないし、見なかったフリして帰る事も出来ない。
仕方がないので、急遽諸磯事務所の戸締りをして、海岸の清掃をすることにした。
目に付くガラス片を片っ端からコンビニ袋に回収する。
小一時間ほど掃除をしたら、だいぶ綺麗になった。
これなら、人も犬も怪我しないだろう。
思いがけず労働をしてしまったので、あっという間に暗くなってしまった。
適当に持ってきた食材を焚き火で調理しながら久しぶりに "家以外で" 酒を飲む。
いくら飲んでも酔わない。
家ではあっという間に酔っ払うのに…、この違いはなぜだろう。
22時就寝。
吹き始めた北風がテントを揺らし、波の音が聞こえる。
久しぶりのテントは落ち着く。
(あとがき：2020-11-16)
残念ながら、この海岸はフェンスで閉鎖されました。マナーの悪い人が多いので仕方ないですが、住民の方がかわいそう。
⇨海の迷惑客に住民苦慮（タウンニュース）
