10年ぶりのパンツ -Kokatat Hydrus 3L Tempest Pant-

私がカヤックで使っている道具やウェアの多くは、10年前にカヤックを始めた時に購入したものばかり。
ダメになって買い替えるとしても、中古品や廃盤になった物をどこからか探して使っていたりする。
なので、このブログでは最新の道具やウェアのレポートをした事がほとんどない。
そして、今回の記事も10年間使ったパドリングパンツを、ついに!! やっと!! 新調した話である。
つまらない話しなので、ツーリングレポートがお好きな方は、スルーしていただければ…と思う。

IMG_3853.jpgIMG_3854.jpg私が使っていたパドリングパンツは、10年前にカヤックと一緒にニューヨークのショップから購入した物である。
Kokatat Gore-Tex Paclite Boater Pant。
当時の価格で14,000円。
Kokatatのパドリングパンツの中では、一番の廉価版モデルでハイウェストでもなければ、ソックス付きでもない。
サイズガイドを参考にしてサイズ「M」を選んではみたもののウェストはブカブカ、足も妙に長くて(私の足が短いってのが正しい)、洗練されたデザインの他メーカーのパンツからすると、立ち姿はかっこよくない。
でも流石にKokatat、写真のように10年経った今でも、シームは一部の剥がれもなく健在で、裏側だけ見ると新品同様。
数年前にお尻に小さな穴が開いてからは、ダクトテープを貼って使い続けた。
シーカヤックでは、漕いでいる時にパドリングパンツは見えないし、昼飯を食いに街の中を歩く時も、自分ではお尻が見えないので全く気にならず…だったのだが、昨年の4月にイイダーから「後ろから見るとまるで不良者みたいですよ〜」と言われてから、そろそろ買い替え時かもしれないと思っていた。

現在、各ショップが扱うパドリングパンツは「LEVEL SIX」や「NRS」が多い。
国産であれば、レイヴンパンツがスタンダードだと思う。
しかし、私はやっぱりKokatatで選びたい。
ところが、KokatatのTempest Pantは、昨年? モデルチェンジされてしまい、Paclite Boater Pantの後継モデルは、Session Semi Dry Pant 170USドル。
色は格段に明るくなったライトグレーのみ。
ふむ…旧モデルと同じダークグレーのモデルはTempest Pant with socks 325USドルしかない。
日本で手に入るTempest Pantは、ソックス付きモデルの在庫処分で20,000円〜35,000円で、サイズも選べない。
暫く悩む日が続いた。

そしてある日。

IMG_3860.jpgメルカリで、8,990円の新品「Hydrus 3L Tempest Pant with socks」を発見。
ただし女性モデル(^^;
しかし、サイズを調べると私でも大丈夫っぽい。
速攻で購入!!

IMG_3859.jpg気になるソックスのサイズは、事前に売り主に尋ねたので問題なし。
女性モデルらしく内股で写真を撮ってみた。
これで、あと10年はパドリングパンツの心配はいらなくなった。
イイダー、生きてますかぁ? そろそろ30キロ漕ぎで体力測定しましょう。