だって「暫定」だったんでしょ?! 〜ガソリン暫定税率〜

ガソリン税の暫定税率で国会が盛り上がっている。
暫定税率によるガソリン税というのは、昭和49年…ピンとこない?
1974年…まだピントこない?
今から34年前にオイルショックでの財政難の為、「2年間の暫定!」で導入された税金(のよう)だ。
今となっては、ほんとにそれが理由だったの?って感じだけど…。

自分が免許をとって車を運転し始めた時には、もうすでに「暫定税率」で税金を取られていたので、通常の揮発油税 (これでもリッターあたり24.3円!)以外に25円近くも余分に税金を払っているなんて、まったく知らなかった。
「国民のみなさん、2年間だけど〜かよろしくお願いします。」で始めたものが、もう34年も続いている…どう考えてもおかしい。
政府が「どうしても必要なんです!」って言うのなら、「どうせ国民なんて喉元すぎれば忘れちゃうし…」というなめた発想はやめてもらいたい。
というか、なめられちゃう国民の側も問題なんだけど、自民党には、ちゃんと説明してもらわないと困る。
それと、「暫定税率をやめちゃうと道路が作れなくなっちゃいますよ〜」という人達があっちこっちにいるが、税金とその使い方について全体を見渡して発言しているとは思えない。あまりにも知恵の無い見解に思える。
一度、中学生や高校生にどうすればいいか議論してもらったらどうでしょう?
少なくても、今の自民党や一部自治体の長の方達よりも、よっぽど "まともな" 意見が出ると思う。

あっそれと、ガソリンを入れた時、税金も含めた総額に消費税がかかっていルのもおかしい。
これは税金の二重取りになるんじゃないのでは?!
消費税が導入された1989年4月〜1997年3月までが3%、1997年4月以降が5%だから…これまで余分に払った消費税は返してもらいたい。