スーパーGT第3戦〜富士〜

連休の渋滞にビクビクしながら、富士スピードウエイで行なわれた「SUPER GT 第3戦 FUJI GT 500km」に行ってきた。

渋滞を避ける為、朝4時過ぎに自宅を出発する予定が目覚ましのセットを間違えて45分の寝坊。
milanoを飛ばして、一緒に行くM氏の家に着いた時は、30分遅れまで挽回していた。(^^

渋滞の中をmilanoで走ると足がつっちゃうので、M氏所有のCIVIC HYBRIDでイザ出発。
思いがけず、最新式の車に接して感じたのは・・・「ん〜こりゃ違う乗り物だ」ってこと。
信号待ち等で車が止まった時に、エンジンが自動的にストップする為、完全に無音になる室内空間にもビックリ。
ただ、無機質なダッシュのデザインやプラスチッキーで暖かみのない室内の質感、子供っぽいメーターパネルなど、最近はどの日本車も同じような感じで残念。
ハイオクのガソリン代が170円を突破したこのご時世では、燃費だけが売りの車でも存在価値があるのかもしれないけど・・・、自分の好みではないかな。

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昼過ぎまで天気の悪かった土曜日からお客さんが沢山入っていて、日曜日ともなると、10時を過ぎても駐車場待ちの車でいっぱい。

先月のフォーミュラ・ニッポンとは比較にならない位お客さんが入ってる。
しかし、これだけお客さんが入っていて、イベントは成功しているはずなのに、コースの周りには順位を確認するボードや、サーキットビジョンが整備されていないのは何故なんだろ?
もっと、お客さんにレースを楽しんでもらえるように努力しないとダメでしょ。

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GT300では、インチキGTマシンのIS350などに注目が集まっているけど、タイヤに注目しても面白い。
ほとんどのチームが、購入し易くて性能の安定している横浜ゴムのタイヤ(ADVAN)を履いている。
そして、韓国製のタイヤメーカーも2社頑張っている。

一つは言わずと知れた「ハンコック」。
3年前に「HANKOOK PORSCHE」としてエントリーして以来、まだ優勝はしていないけど、毎年5月の富士ではいいパフォーマンスを見せてくれている。
今回は実質Bチームの27号車との2台体制。
残念ながら "また" いい結果にはならなかった。

それともう1社は「クムホ」。
ツーリングカーだけでなく、F3等にも供給していたことがあり、どちらかと言うとこっちの方が実績はある感じかな。
今回は、なんと4台に供給しているので、サーキットサービスもご覧のとおりの規模。
タイヤだけでなく、早く韓国のチームも参戦してくれると面白いんですけどねえ。

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最後の写真は、サポートレースの「マーチカップ」で、予選17番手から優勝した古田選手。

何かとマーチカップは目にすることが多く、昨年の茂木の漫画みたいな展開のレースでも主役を演じた古田選手は、今回のレースでも漫画の様な痛快なレースを見せてくれた。
彼のレースは、たぶんメインレースを見るよりも面白いこと間違いなしなので、次回マーチカップ(東シリーズね)を見る機会のある方は、ぜひ注目して見てみてください。
手にしているのは、自分も愛用しているフジコーワ工業の「PROTEX RACING R-1」。
しっかりゼッケンが入ってる。