いのちをつなぐチョコレート

choco.jpg 11日に放送されたTBSの番組で「いのちをつなぐチョコレート」の存在を知った。

2003年のイラク戦争で使われた劣化ウラン弾の影響で、沢山の子ども達ががんや白血病になった。
その影響で眼球や足を失ったり、亡くなっていく子供が後を絶たない。
JIM-NET(ジムネット)」は、イラクの子ども達が書いた絵を印刷した缶にチョコレートを入れて販売し、原価を除いた400円(!)を白血病の子供たちの薬代として現地に送っている。
どっちかって言うと、チョコを買うというよりも500円を募金するとチョコを貰えるって感じ。
缶に書かれた絵が、とってもイイ!

代表の鎌田實さんは、JIM-NETの活動について挨拶の中でこう語っている。
"軍隊を増強して、相手を黙らせるのではなく、支援の手をさしのべることで、暴力の連鎖や、恨みの連鎖から抜け出せるのではないかと希望を持っています。"

残念ながら、2011年分の申込み受付は終了しているので、今から手に入れることはできない。
でも、番組の中で誰かが言っていた。
バレンタインで山ほど買われるチョコの売上の一部でもいいから、このような形の支援に回ればいいんだけど...。
自分もそう思う。
そうなれば、バレンタインもいいイベントだと思えるんだけどなあ。


〜〜「ハウラの赤い花」の説明より〜〜
バレンタインって何の日?イラクでは、愛する人に赤い花を上げます。
白血病の少女、ハウラは、毎日赤い花を描き続けました。
赤い花が世界に届き、平和が訪れますように。

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