これがフォーミュラ・ワンだ!

110418_0829~0001.jpg 中国グランプリを観た。
いや〜すごかった!
まさしく、フォーミュラ・ワンカーによる、グランプリ・ドライバー&チームのレースだった。
スタートからゴールまで、これほど目が離せなかったレースは珍しい。

DRSやKERSがどれくらいレースに影響したかはわからないけど、今回もキーワードは「タイヤ」。
シーズンが始まる前は、消耗によるタイムの落ち込みが激しい "ピレリ" で、ちゃんとしたレースはできるのかなあ〜?…って思っていたけど…意外や意外、このことがタイヤ戦略やレース戦略を複雑にし、レースそのものを面白くしていると感じた。

そして、ドライバー達のバトルもすごかった。
あのスピード域で、マシンをあれほどアグレッシブにドライブするなんて、やっぱり彼らはただ者ではない!
優勝したルイス・ハミルトンは、いまいち好きなドライバーではないけど、このレースの彼はよかった。

そして、ハイライトはいつのまにかポジションを上げてたマーク・ウェーバー。
これまたあまり好きなドライバーじゃないけど、荒れたレースでもないのに、18番グリッドから3位になるなんて信じられない。
たぶん、レース前に相当時間かけてエンジニアと戦略を練ったんだろなあ。
いつものウェーバーと違って、冷静にドライブしてた。

可夢偉は、ねばって10位フィニッシュ。
欲を言えば、3ストップでガンガン攻めるレースを観たかった。

レースはまだ3戦が終わっただけ。
あと16戦も楽しめる。