どう生きたか

11対1をネットで検索してみると、野球の結果が沢山出てくる。
まあ〜コテンパンに負けましたってやつ。

でもこれは、去年と今年の漕ぎ日数比較。
去年の5月から6月の今頃までに漕いだ日数は11日間で今年は1日。
もう少し、わかりやすくすると…
去年は、4日に1度は漕いでいたのに、今年は45日間で一度だけ。
コテンパンな違いだ。
風が強かったり天気が悪かったりで、なかなか海に出れない。

しかたがないので、今年の遠征先をあれこれ調べてみたり、昔読んだ本を引っ張りだしてみたりしてる。

斉藤実 孤闘面白かったのは、斉藤実さんの書いた「孤闘」。
タイトルからして、ググっときてしまうが、内容もグググっとくる。

エピローグに書いてある一節を紹介すると…
"人生とは、ただ長く生きることだけが大切なのではなく、いかに生きたかという内容なのである。この哲学は欧米にはあるが、日本の国ではまだ確立されていない。"
はい。
自分もそう思う。

ちなみに、これと同じ内容のセリフが映画「ラストサムライ」のエンディングにも登場する。
主人公ネイサン(トム・クルーズ)が、明治天皇(中村七之助)に拝謁した時、天皇が勝元(渡辺謙)の事についてこう聞いた。
 明治天皇:死に様を聞きたい
 ネイサン:どう生きたかをお話しましょう
これは、この映画の中で一番いいセリフだった。

(あとがき)
「ラストサムライ」のエンディング…なぜかDVD版では、こんな風に変わってしまった。
 明治天皇:死に様を聞きたい
 ネイサン:生き様をお話しましょう
ぜんぜん改悪でしょ!
(photo:G'zOne TYPE-X)