粟島 1日目〜移動・準備〜

粟島

今週末、台風9号の影響で太平洋側にはウネリがありそう。
じゃあ漕げる所はどこよ? …っと考え、思い切って新潟県の粟島(あわしま)へ行く事にした。
8月3日に思いつき、出発は5日の早朝だけど、粟島行きのフェリーが出る岩船港までは車で行くので大丈夫。

粟島は面積9.86平方キロメートル、海岸線23キロの小さい島。
1日あれば、シーカヤックで1周できる大きさ。
だけど今回は、フェリーが着く内浦の民宿に1泊し、翌日は西側の釜谷でキャンプ泊、最終日に早朝の海を漕いで昼前のフェリーで帰って来る予定で横浜を出発した。

ドライブは順調。
岩船港には、予定よりもだいぶ早い10時に着いたので、1本早い普通船に乗ることができた。

粟島行きの船は、普通船と高速船があり、それぞれ90分と55分で島まで運んでくれる。
普通船はフェリーだけど、一般の観光客の車は運んでくれないので、乗っていった車は岩船港にある無料駐車場に置いておく。
まあ、小さい島なので車なんかなくてもぜんぜん大丈夫。
駐車場から乗り場までは近く、パックカートをくくり付けたトラベルスタイルバッグを転がしていくのも楽勝〜。

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普通船「あわしま」に乗船。
晴れ渡った空、穏やかな蒼い海の上を粟島に向かって進んで行く。
ビールが旨〜い!

デッキの最前部では、スイミングスクールの子ども達が身を乗り出して、自分達が向かっている島を見ている。
"かわいい子には、旅を" …粟島観光のポスターにあるキャッチコピーのとおり、彼らがどんな体験をするにしても、小さい頃の島旅は一生の思い出になるに違いない。
いんや、大人になっても島旅の思い出は一生もんだ。

フェリー あわしま フェリー あわしま

90分の船旅を終えて、粟島に到着。
思ったよりも暑い。
港まで迎えに来てくれていた民宿の車に乗って、今晩の宿にチェックイン…ん〜〜民宿にチェックインというのもおかしいなあ。

荷物を置き、近くの食堂に駆け込んでビールと定食でパワーを補給した後、出艇場所の偵察に向かった。
内浦には海水浴場があるので、その辺りから出艇できるかなっと思ったんだけど、宿からはちょっと離れている。
それに、テトラポッドで囲われて人が沢山いる場所というのもちょっとイメージが違うので、別の場所を探すことにした。
プラプラ歩いて行くと、集落の北側、役場の先にある小さな公園の下にこじんまりした砂浜があったので、そこからカヤックを出すことに決めた。
適当に日影もあるので、組立・撤収も楽そう。

偵察が終わったところで、内浦海水浴場でスノーケル。
魚はいない。

…って〜ことで、後は6850円にしては豪華な夕飯をつつきながら、地酒をいただき、"ここまでは" 順調な初日が終わった。
(2日目につづく)

(あとがき:2017-8-20)
粟島では下記のような制限ができました。
これから粟島でシーカヤックをしたいと思っている方は、トラブルにならないように十分気をつけて下さい。
粟島海域レジャーに関する海面利用協定