息抜き裏磐梯 2日目〜カヤック〜

小野川湖

2日目の朝。
キャンプの朝は、鳥の鳴き声が目覚まし代わり。
朝の温度は4度。
ダウンジャケットを持ってきて正解だった。

5時33分から1分間だけ東の空が赤くなり、湖面を照らした。
やっぱり早起きするといい事がある。
この後、一眼レフのカメラを担いで来た人に、その事を話したらとっても残念そうにしていた。

犬を連れた年配の男女がやって来た。

「こんな所で散歩ができて、いいですね」
車のナンバーを見て
「横浜からですか?私たちは川崎からです。カヌーから見える景色は違うんでしょうね?」
「そうですね。けっこう新鮮ですよ。」

暖められて霧となった蒸気が、湖面をゆっくりと流れていく。

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カヤックは、昨日の夜ヘッドランプの灯りの中で組み立てておいた。

コーヒーとトースト、一人宴会で残ったチャーシューを焼いて簡単に朝飯を済まし、カヤック用のウエアに着替えた。
コーヒーとビスケットだけを持って出発。

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早朝の湖面を行く。
小野川湖の周囲は9.3キロなので、ちょうど富士五湖の西湖と同じくらい。
ノンビリ湖上散歩しても、2時間もあれば一周できてしまうくらいの大きさ。
あまり大きな湖よりも、このくらいがちょうどいいかな。
ちなみに、西湖は周囲に道路が走っているけど、小野川湖にはなく自然のまま。

考えてみたら久しぶりの湖だ。
鏡の様な水面は、海ではなかなか見れないので新鮮。

小野川湖小野川湖小野川湖小野川湖小野川湖IMG_0847.jpgIMG_0850.jpg小野川湖

朝会ったカメラマンの人が言うには、水位がだいぶ高いらしい。
ふだんは、水の上に出ているだろう岩や立ち枯れした木などが、水没している箇所がいくつもあった。
湖面が鏡の様なので、直前まで行っておっとっととなる。
湖だからといって、景色に見とれてばかりいると乗り上げるので注意が必要。

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行程の3/4くらい来たところで休憩。
小さい木が一本水辺に立てられているけど、これは何の印かなあ?

ビスケットは、埼玉のマーケットで買った「ブルボン 五穀のビスケット 」。
初めて食べたけど、これは旨い。
お茶休憩のお供にぴったりなので、これからも常備しておこう。

小野川湖小野川湖

秋? それとも初冬?
狭い水路の様な所を行くと、あ〜川旅も楽しいんだろうなあ…などと思う。
釧路川の上流ってこんな感じなんだろうか?

庄助キャンプ場

ノンビリ散歩してきたのに、9時半には陣地に戻って来れちゃった。

さあて、ビールでも飲みながら野菜でも刻んで昼飯の準備でもしますかね。
今日はたっぷりと時間がある。
(旅を終えて)