100年後の日本

IMG_0948.jpg 実家を整理していたら、小学生の時に書いた「100年後の日本」という下手な絵が出てきた。
年齢を少しサバ読んで計算すると2060年頃の日本だ。

いかにも地震に弱そうな建物が建ち並び、エアチューブの中を列車が走っている。
空にはコンコルドの様なジェット機が飛び、未来のバスのつもりなのか、ツインローターのヘリコプターが飛び交う空中に交通標識が浮いている。
"CQR" て何の略だろ?

2060年は今から50年後。
自分はもう生きていないから、その時の日本がどうなっているのか見れないのが残念。


「2001年宇宙の旅」という映画があった。
この映画を初めて観たのは学生の時。
場所は、今はなき銀座の「テアトル東京」だった。
当時には珍しい大画面で観た2001年は、ものすごいインパクトで、類人猿が放り投げた骨が、宇宙船に変わった瞬間なんて鳥肌もん。
スタンリー・キューブリックは天才だ。

その "2001年" も、すでに10年前。
パンナムは無くなっちゃったし、人口重力を発生させる宇宙ステーションも実現していない。
ガキの自分が想像した100年後の日本も、こういう風にはならないんだろうなあ。