真夏の三崎遊び 2日目〜諸磯から菊名海岸〜

この時間、予定では "爽やかに浮かんで" いなければならかったのに…、すでに出遅れている。
大型テント組みはタープの下に盛大な宴の残骸を残したまま寝静まっている。
離れの若者グループは、徹夜で話しをしていたようだ。
「ほんとフナムシやだ!サメの方がまだいいよ」
「オマエはサメの恐ろしさを知らない」
などと話しながら、若者達は朝飯を食べている私の横を灯台に向かって歩いていった。

満潮なので、入り江の雰囲気が違って見える。

ちなみに、ここまで潮位が高いと堤防の下には入れない。


当然ながら、この時間は観光客もいないし観光船も動いていないので、景勝地「城ケ島」の海を独占できる。

潮位が高すぎて、砂浜が猫の額ほどしかない。
昨日立っていたテントは無くなり、島にはいつもの静けさが戻っていた。
20分ほどのんびりして出発。

金田湾での北上はどうも好きになれない。
三浦の夏ももうすぐおしまい。
本当にいい季節は夏休みが終わってからなのに、2週間後には、海岸で遊ぶ人達もいなくなるだろう。
そして、居場所が無くなっていたカヤッカー達が戻ってくる。
