真夏の三崎遊び 1日目〜菊名海岸から諸磯〜

今週は秋田に移動し、男鹿半島でカヤックを漕いでから羽後町で開催される西馬音内盆踊りに行くぞ!…と思っていた。
しかし…やっぱり…秋田は遠い!
遠征の前後2日間を移動だけに使うのはどうよ…、男鹿半島のキャンプではフナムシが多く、テントにも潜り込んでくる(ハマちゃん談)のはどうよ…、お祭り博士曰く、西馬音内盆踊りは3年毎くらいが楽しめる…などと行けない理由ばかりが頭に浮かび、そうだそうだ無理して行くことはない!…という結論に達した。
この軟弱物めっ!…という声は聞こえなかったことにして、週末を楽しむには別のプランを考えなければならない。

8月15日 土曜日は、三崎港で「三崎・城ケ島 夏まつり」の花火大会が開催される。
2週間前に入りそびれた音羽で一杯やって花火を観る…という、なかなか楽しそうなプランを思いついた。

三浦海岸 夏場の菊名海岸に車を停めるには、もたもたしてはいられない。
朝6時半には現場に到着し、駐車場を確保しなければならない。
それにしても、なんだか秋の空って感じで、昨日までの暑さはない。
暑くなる前にカヤックを組み立ててしまおう。

三浦海岸 菊名海岸 出艇準備完了。

今回の計画はコンナ感じ。
野営地は誰もいない静かな諸磯。テントを張った後、海で涼んで、クアーズMISAKIでさっぱり後、三崎の町に突撃。音羽で焼鳥&ビール&熱燗をやってから花火を観る。翌日は日ノ出と共に爽やかにカヤックを浮かべ、なんの苦労もなく菊名へ帰還し、昼までには自宅に帰る…。
完璧。

雨崎 順調に金田湾を漕ぎきって、"例の" 雨崎に到達した。
調査の結果、お尻を出した人が約1名日光浴中。

いつもそうだけど、金田湾は南に向かう(行き)のは苦にならない。
でも、北に向かう(帰り)のはいつもカッタルイ。
明日の帰りはどうだろう。

P8150008.jpg 6年ぶりに戸津浜と雨崎の間にある浜に上陸してみた。
普段は誰もいないこの浜にも、何組かのグループがいて、"海水浴" を楽しんでいた。
潮の透明度はイマイチ。

毘沙門 毘沙門から横瀬島の辺りも、海の色は綺麗だけど透明度はイマイチ。
なんと横瀬島には大型のテントが張ってあり、シットオンカヤックが渡し船をしている。
通過。

とにかく、砂浜という砂浜どこにでも人がいてビックリする。

盗人狩り 盗人狩りは、沖を通過。
お昼にはだいぶ早いけど、宮川のまるよし食堂に寄ってみることにした。
ただし、現在は干潮時間。
どこまで岸に近づけるだろうか…。

宮川 やっぱりココまでしか近づけなかった。
宮川の草地にも沢山の大型テントが建ち並び、そこら中でバーベキューをやっている。

まるよし食堂 サザエ丼 まるよし食堂 まるよし食堂では初めてサザエ丼を注文。サザエの味がしっかりしていて美味い。
日影でも外は暑いので、屋内で食べた。

この場所は、初めて来た時からず〜っと変わらない。
こういう場所もあるかと思えば、小坪では、2020年のオリンピックを見据え、高さ130メートルの高層ホテルが計画されている。
こんなバカげた計画にも関わらず黒岩知事は前向きらしいけど、たぶん地元の人達はみんな反対するだろう。

(あとがき:2015-9-1)
反対運動のサイトが公開中。
小坪を守れ!

城ケ島 城ケ島南岸は、ブーマーもほとんどなく平和。
海岸はびっくりするくらいの人で溢れている。
ここに来るまでの異常な人出を目の当たりにしておきながら、この災難がまさか自分の身に振りかかることになろうとは、まったく想像していなかった。


諸磯のいつもの浜に近づくと、何やら見慣れない風景が目に飛び込んで来た。
"いつもの浜" とは、普段は釣り人が歩いて通るだけで誰もいない浜、夏でも夜は誰もいなくなる浜のことである。
その "いつもの浜" に大型のテントが所狭しと並び、10人はその下でバーベキューができるであろう大型のタープがドド〜〜ンと張られている。
そして、奥の芝生の方にも若者のグループが荷物を広げている。
わ・わたしのテントを張る場所が無い(^^;

まさか灯台の辺りにも空きはないよね〜と、叶うはずのない望みを持って偵察に行くも…。

諸磯 案の定、こちらの浜もテントやサンシェードがいっぱい。
ふむ…もと居た浜に戻り、なんとか一人用のテントが張れる場所を探した。
潮も濁っていて海遊びをする気にもならないので、予定よりも時間は早いけど、クアーズMISAKIに向かうことにした。

風呂上がりにはビール。
近くのスーパーでビールとコロッケを買って、冷房の効いたエントランスの休憩所で一息つくと、夏休み気分が盛り上がってきた。
音羽の開店は17時。食前酒で準備運動を完了させて、ピッタリ17時に店の前に行くと…。
2週間前の悪夢が再び…。
ふむ…仕方がない、第2候補の焼き鳥屋に向いますか…。

IMG_2968.jpg 第2候補でも美味い!
ネタケースの前に陣取って片っ端から串を頼み、巷で有名な危険ホッピーを2杯飲んで終了。
最初の店に舞い戻って、食後酒を飲みながら花火の時間を待った。

三崎・城ケ島 夏まつり 花火大会 三崎・城ケ島 夏まつり 花火大会 打ち上げ開始10分前にワインのグラスを置き、店にいた人達と花火大会の会場に向かった。

いや〜〜素晴らしい!
20分間に上がる花火は2500発。
珍しい仕掛け花火の類いは無いけど、ほぼ真上で打ち上がる花火は最高に楽しかった。
花火終了後も飲みたい気分は120%だったけど、酔い加減も100%。
おとなしく30分の道のりを歩いて、諸磯の我が家に戻った。

ご近所さんは、タープの下で宴会真っ最中。夜中には手持ちの花火がババ〜〜ン。
離れに陣取った若者達は、話しに夢中で寝る気配がない。

(2日目につづく)

map_20150815.jpg