ソロ人と小料理屋

最近でこそ、海や山へは仲間と一緒に行く事が多くなったけど、20代の頃から一人で動く事が多かった。
ブログには、「ソロで」とか「一人で」と書いているが、世の中には暇な人がいるもので、「ぼっちとソリスト」とか「ソロ充とはぼっちの最強形態」などというテーマで記事を書いている人がいる。
確かに「一人で寂しくない?」とか「一人で天の川を見ることはないなぁ」などと言われる。
家族にも「一人で大丈夫なの?」とか「一人で怖くないの?」とか毎回言われる。
一人で動く人は「付き合ってくれる人がいない」とか「変わり者」って思われているんだろうと思う。

前述した「ぼっちとソリスト」というブログでは、こんな質問が出てくる。
「ソリストとぼっちあなたはどちらになりたいか?人からどちらに見られたいか?どちらがより尊敬すべき人か?」
ふむ…全く的外れである。
「どちらになりたいか?」なんて事は考えた事もないし、そもそも「人からどう見られたいか?」などとは思った事がない。「どちらがより尊敬すべき人か?」については、そもそもそういう価値観で考えた事がない。

もう一つのブログ「ソロ充とはぼっちの最強形態」は、"ソロ充"という言い方は好きではないけど、"特徴"とか"趣味"についての考察は当たっているものも多い。
ただ、「ソロ充がカッコいいと思う理由3つ」「ソロ充でイケメンという人も結構います」は、へ?そうなんですか?って感じだけど…

前置きが長くなったけど、仕事も遊びもソロで動く事が多い自分にとって、日が沈んでからの一杯は行きつけの居酒屋や立ち飲み屋、そして小料理屋なんかに行く事が多い。
立ち飲み屋は、メニューから選ぶけど(だいたい同じものを選ぶ)、その他の店では女将さんのお勧めや、店主のお任せにする事が多い。
普段、ほとんど全ての事を自分で決めているので、飲み屋ぐらい"お任せ"にして、女将や店主の手のひらの上で楽しみたいと思うからだ。

IMG_9658.jpgこの日は、横浜野毛にある行きつけの小料理屋さん。
カウンターに座るとお通しが出され、キープしてある焼酎を一口飲むと、店主がカツオの刺身を出してくれた。
「このカツオはうまいよ〜」
「はい」
もう戻りカツオの時期になっていた。