パワーシフト宣言 -Looopでんき-

2016年4月から電力小売全面自由化が始まった。
パワーシフト宣言 〜電力小売全面自由化〜

東京電力からの乗換え先に考えていた「GREENa」は、2015年11月に予定されていたサービス開始が遅れているようなので、別の会社と契約することにした。
以前のブログにも書いた通り、料金ではなく、自然エネルギー供給をめざす電力会社を選ぶ。
自然エネルギー供給をめざすパワーシフトな電力会社

looop.jpg申し込んだのは、「Looopでんき」というサービス。
サービス内容がわかりやすく、WEBから簡単に申し込みができた。

そして今日、メールで案内が届いた。
供給開始日は、2017年1月11日。
これで、バカみたいに原子力発電にしがみつく愚かな東京電力と縁が切れるので嬉しい。

それにしても、経産省が福島第1原子力発電所の廃炉と賠償などにかかる21.5兆円という膨大な費用を国民に押し付けようとしているのは、どう考えてもおかしい。
本来、事故を起こした当事者である"1民間企業"が支払うべき費用を、なぜ国民が肩代わりしなければならないのか、全く理解できない。
原発、国民負担は長期化 「福島」費用21.5兆円(日経)

まして、ただでさえ試算の甘いお役所なので、21.5兆円からさらに増えるのは目に見えている。
そして、福島第1原子力発電所一つでさえ、廃炉費用が8兆円もかかるってことは、もし、54基ある全ての原発を廃炉にしようとしたら432兆円の費用がかかるってことだ。
冗談じゃない!とてもじゃないけど、国民は払えませんよ。
とにもかくにも、原発のコストが安いと言い続けた国と電力会社、そして関連団体の全てが国民に謝罪し、責任を取らない限りダメでしょ。

(あとがき:2017-2-7)
パワーシフト・キャンペーン運営委員会は、株式会社Looopが計画している「諏訪市四賀ソーラー事業(仮称)」に対して要望書を提出しました。
環境を破壊する計画は中止し、自然に優しく地元住民の理解が得られる形で、再検討して欲しいと思う。
そうじゃないと、この会社と契約した意味ないですから。
http://power-shift.org/info/170206_release/